横穴式石室(よこあなしきせきしつ)とは、中国の漢代に発達し、日本では古墳時代後半に盛んに造られるようになった古墳の横に穴をうがって遺体を納める玄室へつながる通路に当たる羨道(せんどう)を造りつけた石積みの墓制。中国前漢代の中原で多くつくられ、前漢中期以降、中国全域に普及したに起源をもつ。