槇尾道(まきおみち)は、空海が得度した大阪府和泉市の槇尾山・槇尾寺(施福寺)を起点とし、蔵王峠、紀の川を渡り、九度山町の慈尊院、槇尾山明神社、梨木峠、椎出を通り、高野参詣道・高野七口の一つ、京大坂道と高野町神谷の旧白藤小学校付近で合流している。紀の川流域から高野山に至る参詣道として、東に清水宿からの黒河道が並走し、西に町石道が並走する。南海高野線がおおむね並走している。 2019年(令和元年)10月、文化庁の「歴史の道百選」に追加選定された。