杉田梅林(すぎたばいりん)は、神奈川県横浜市磯子区杉田近辺にあった梅の名所である。安土桃山時代に、領主によって住民に梅の木の植樹を奨励したのが始まりで、江戸時代から明治にかけては観光地としてにぎわった。塩害や老樹化、宅地化により現在ではわずかに名残をとどめる程度であるが、再び杉田梅を増やそうとする動きもある。