朝鮮総督府政務総監(ちょうせん そうとくふ せいむ そうかん)は、朝鮮総督の下に置かれた親任官であり、総督に次ぐ第二の地位にあった。軍事権を除く行政・立法・司法の実務を統括し、主に官僚や政治家が任命された。前身は韓国統監府の副統監である。 前半期は内務省(特に警察畑)出身者の起用が目立ったが、後半期は他省出身者や朝鮮総督府生え抜きの人物も登用された。 1910年に朝鮮総督府官制の第8条に基づいて設置され、1945年の太平洋戦争終結により日本が主権及び朝鮮半島の統治権を喪失したことに伴い連合国の指示により廃止された。