本項では、2.について詳述する。 朝座(ちょうざ)は、天皇が聴政(諸臣から政治についての報告を聞くこと)をおこない、諸臣を謁見する場であり、また、その場における臣下の定められた席次のことをいう。朝座は朝堂内に設けられ、官人たちは官司(官庁および官人組織)ごとに着座する朝堂とそのなかでの席次が定められていた。