普通話(ふつうわ/プートンホワ)は、中華人民共和国において公用語として定められた中国語(標準中国語)。中国語の「普通」も日本語の「普通」と同じく「普(あまね)く通る」「広く通用する」「一般」を意味する語である。 北京語音を標準音とし、北方話を基礎方言とし、典型的な現代白話文の著作を文法規範とする。現代の普通話は中国の公用語とされる。1950年代から1960年代にかけて共産党と人民政府により、普通話の名称と簡体字、拼音(ピンイン)の採用などその内容を法律として定められ、各民族も普通話を学ぶことが推奨されている。中国語圏外の外国語教育において「中国語」は、一般的に普通話を指す。 中華民国(台湾)の公用語である国語とは基本的に同一の言語とされるが、正書法(繁体字、注音符号)や規範的な発音・語彙に一部差異がある(国語を参照)。