洪 福源(ホン・ボグォン、こう ふくげん、1206年 - 1258年)は、高麗の軍人。高麗北部の国境を守る軍人だったが、モンゴルの侵攻を受けると、1233年に高麗に背いて即座に降伏した。その後、モンゴルへ逃亡し、モンゴルの高麗侵攻の案内役を果たした。『元史』によると、先祖は唐から高麗に派遣された8人の才子の一人であり、生粋の高麗人ではなかった。韓国ではモンゴルに迎合した「売国奴」として指弾されている。