寒河尼/寒川尼(さむかわのあま/さむかわに、保延3年(1137年)- 安貞2年2月4日(1228年3月11日))は、平安時代末期、鎌倉時代初期の女性。八田宗綱の娘、八田知家の姉。下野国の豪族・小山政光の後妻で、結城朝光の母。源頼朝の乳母も務めた。本名は不詳。『吾妻鏡』で「寒河尼」と記されている。寒川郡の他にも地頭として補任された地である阿志土郷(小山市網戸)から網戸尼(あじとに)とも称された。