姉島(あねじま)は、小笠原諸島の島のひとつ。東京都小笠原村。母島列島に含まれる。 1862年、江戸幕府の外国奉行であった水野忠徳らが巡検する。1894年、移住がはじまり、1919年には人口14人を数えた。島内では主としてブタとヤギの放牧が営まれた。しかし、元来人間の生活には厳しい環境であり、人々は次第に島を離れ、第二次世界大戦の戦局悪化に伴う1944年の小笠原引き上げの際にはすでに無人島化していた。現在も無人島である。定期航路などはない。島全体が小笠原国立公園に含まれている。