大饗(だいきょう)とは、平安時代に内裏または大臣の邸宅で行った大規模な饗宴のことである。 大きく分けると二宮大饗(にぐうのだいきょう)と大臣大饗(だいじんのだいきょう)の2つに分けられ、更に後者は任大臣大饗と正月大饗に分けられる。 内容は大きく異なるが、大嘗宮の儀の後に開催された悠紀節会、主基節会、豊明節会の伝統の上に、大正大礼の際以降平成及び令和に至るまで大饗の儀が開催された。