大阪市消防局(おおさかししょうぼうきょく、Osaka Municipal Fire Department)は、大阪市(大阪市役所)の消防部局(消防本部)。 日本では東京消防庁に次ぐ規模で、装備も人員も充実している。消防大学校にも講師を送り込んでいる。 規模が大きいため、日頃から周辺市や兵庫県への出動はもちろん、大規模災害時には緊急消防援助隊として大阪府外や国際消防救助隊(国際緊急援助隊の一員)として日本国外へ派遣される場合もある。阪神大震災でも活躍しており、活動記録は専門書として出版されている。2011年3月11日に発生した三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震に伴う東日本大震災にも、緊急消防援助隊大阪府隊として指揮支援隊はもちろんのこと多数の消火・救助・救急部隊を発災日から被災地に派遣した。 近年は国際協力機構(JICA)からの研修生も多数受け入れ、世界中に日本式近代消防戦術を広める国際的にも重要な役割を担っている。