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増二度(ぞうにど、増2度とも)とは、音程の名称のひとつ。長二度よりも半音広い二度の音程をこう呼び、例えば英語音名でCとD#は増二度であるという。増二度と短三度とは物理的には等しい音程だが、機能的には異なる音程である。これらは平均律の12音を基準とした理論を用いた場合に音程としては同一だが、音階における機能としての定義が変化することで呼称が変わる一種のレトリックともいえる。特に基準が移動しやすい相対音感的な耳で捉えた際に勘違いしがちだが、平均律の12音に当てはめた場合、音程としてはどこまでも同一であり、機能としてはどこまでも別個である。特定の音階において増二度音程は音楽に特徴的な効果をもたらし、その効用から音程と同様に伝統的西洋音楽からは「東洋的で下品」と軽蔑されてきた歴史をもつ。

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  • 増二度(ぞうにど、増2度とも)とは、音程の名称のひとつ。長二度よりも半音広い二度の音程をこう呼び、例えば英語音名でCとD#は増二度であるという。増二度と短三度とは物理的には等しい音程だが、機能的には異なる音程である。これらは平均律の12音を基準とした理論を用いた場合に音程としては同一だが、音階における機能としての定義が変化することで呼称が変わる一種のレトリックともいえる。特に基準が移動しやすい相対音感的な耳で捉えた際に勘違いしがちだが、平均律の12音に当てはめた場合、音程としてはどこまでも同一であり、機能としてはどこまでも別個である。特定の音階において増二度音程は音楽に特徴的な効果をもたらし、その効用から音程と同様に伝統的西洋音楽からは「東洋的で下品」と軽蔑されてきた歴史をもつ。 (ja)
  • 増二度(ぞうにど、増2度とも)とは、音程の名称のひとつ。長二度よりも半音広い二度の音程をこう呼び、例えば英語音名でCとD#は増二度であるという。増二度と短三度とは物理的には等しい音程だが、機能的には異なる音程である。これらは平均律の12音を基準とした理論を用いた場合に音程としては同一だが、音階における機能としての定義が変化することで呼称が変わる一種のレトリックともいえる。特に基準が移動しやすい相対音感的な耳で捉えた際に勘違いしがちだが、平均律の12音に当てはめた場合、音程としてはどこまでも同一であり、機能としてはどこまでも別個である。特定の音階において増二度音程は音楽に特徴的な効果をもたらし、その効用から音程と同様に伝統的西洋音楽からは「東洋的で下品」と軽蔑されてきた歴史をもつ。 (ja)
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  • 増二度(ぞうにど、増2度とも)とは、音程の名称のひとつ。長二度よりも半音広い二度の音程をこう呼び、例えば英語音名でCとD#は増二度であるという。増二度と短三度とは物理的には等しい音程だが、機能的には異なる音程である。これらは平均律の12音を基準とした理論を用いた場合に音程としては同一だが、音階における機能としての定義が変化することで呼称が変わる一種のレトリックともいえる。特に基準が移動しやすい相対音感的な耳で捉えた際に勘違いしがちだが、平均律の12音に当てはめた場合、音程としてはどこまでも同一であり、機能としてはどこまでも別個である。特定の音階において増二度音程は音楽に特徴的な効果をもたらし、その効用から音程と同様に伝統的西洋音楽からは「東洋的で下品」と軽蔑されてきた歴史をもつ。 (ja)
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  • 増二度 (ja)
  • 増二度 (ja)
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