加賀型戦艦(かががたせんかん)は、日本海軍が八八艦隊計画で考案した戦艦。長門型戦艦の拡大改良型である。なお土佐の方が起工が早かった事から『土佐型戦艦』と呼称されることもある。加賀(第7号戦艦、八八艦隊第3番艦)と土佐(第8号戦艦、八八艦隊第4番艦)とも、ワシントン海軍軍縮条約により建造中止となった。標的艦として実験に使用したあと処分する予定だったが、空母改造予定の天城型巡洋戦艦「天城」が関東大震災で損傷・廃棄されたため、代艦として「加賀」は航空母艦に改装された。同型艦「土佐」は進水後に予定どおり標的艦として使用され、1925年(大正14年)2月9日に自沈処分となった