[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

公開対局(こうかいたいきょく)とは、プロ棋士の対局の様子を観覧席を設けて一般のファンに公開する対局のことである。対局開始時やその直後等のごく短時間の公開、インターネット・TV中継での公開だけでは公開対局とは言わない。タイトル戦で実施される場合は、午前は対局室(非公開)で午後から終局までが舞台上で公開対局となるケースが多い。 公開対局の一種として「席上対局」(せきじょうたいきょく)があるが、こちらはイベントなどで観衆が見物・観戦することを目的として舞台上で行われる対局のことを特に指す言葉であり、対局が企画される段階で既に公開することが前提となっている。公開することを目的として組まれたわけではない公式戦対局等の場合は、何らかの事情により非公開となっても対局の目的は果たせるので席上対局とは呼ばれない。イベント等で余興の一つとして行われる場合には「席上対局」と称することが多く、各地で開催される「将棋まつり」のイベントでも専ら「席上対局」が用いられている。 なお、見世物として企画される対局としては他にも「人間将棋」などがあるが、これは舞台上で行われることはないため席上対局とは呼ばないのが普通である。逆に、舞台上で椅子に座って行われる対局であっても、公式戦であれば席上対局とは呼ばれず公開対局と呼ばれる。

Property Value
dbo:abstract
  • 公開対局(こうかいたいきょく)とは、プロ棋士の対局の様子を観覧席を設けて一般のファンに公開する対局のことである。対局開始時やその直後等のごく短時間の公開、インターネット・TV中継での公開だけでは公開対局とは言わない。タイトル戦で実施される場合は、午前は対局室(非公開)で午後から終局までが舞台上で公開対局となるケースが多い。 公開対局の一種として「席上対局」(せきじょうたいきょく)があるが、こちらはイベントなどで観衆が見物・観戦することを目的として舞台上で行われる対局のことを特に指す言葉であり、対局が企画される段階で既に公開することが前提となっている。公開することを目的として組まれたわけではない公式戦対局等の場合は、何らかの事情により非公開となっても対局の目的は果たせるので席上対局とは呼ばれない。イベント等で余興の一つとして行われる場合には「席上対局」と称することが多く、各地で開催される「将棋まつり」のイベントでも専ら「席上対局」が用いられている。 なお、見世物として企画される対局としては他にも「人間将棋」などがあるが、これは舞台上で行われることはないため席上対局とは呼ばないのが普通である。逆に、舞台上で椅子に座って行われる対局であっても、公式戦であれば席上対局とは呼ばれず公開対局と呼ばれる。 タイトル戦以外の棋戦やイベントにおける公開対局・席上対局では、観客のために対局者のすぐ横で大盤解説が行われることもある。その場合、指示棒などで示しながら「この駒をこう使いたい」というように駒の名称や符号を伏せて大盤解説が行われる。 「席上対局」は「公開対局」の一種なので、「席上対局」と言うだけで必然的に公開されることを意味する。しかしイベントの主催者側が両方の意味を強調したい場合(例えば棋戦がイベント内で行われて大盤解説もつくような場合)には「公開席上対局」とつなげて使うこともある。 (ja)
  • 公開対局(こうかいたいきょく)とは、プロ棋士の対局の様子を観覧席を設けて一般のファンに公開する対局のことである。対局開始時やその直後等のごく短時間の公開、インターネット・TV中継での公開だけでは公開対局とは言わない。タイトル戦で実施される場合は、午前は対局室(非公開)で午後から終局までが舞台上で公開対局となるケースが多い。 公開対局の一種として「席上対局」(せきじょうたいきょく)があるが、こちらはイベントなどで観衆が見物・観戦することを目的として舞台上で行われる対局のことを特に指す言葉であり、対局が企画される段階で既に公開することが前提となっている。公開することを目的として組まれたわけではない公式戦対局等の場合は、何らかの事情により非公開となっても対局の目的は果たせるので席上対局とは呼ばれない。イベント等で余興の一つとして行われる場合には「席上対局」と称することが多く、各地で開催される「将棋まつり」のイベントでも専ら「席上対局」が用いられている。 なお、見世物として企画される対局としては他にも「人間将棋」などがあるが、これは舞台上で行われることはないため席上対局とは呼ばないのが普通である。逆に、舞台上で椅子に座って行われる対局であっても、公式戦であれば席上対局とは呼ばれず公開対局と呼ばれる。 タイトル戦以外の棋戦やイベントにおける公開対局・席上対局では、観客のために対局者のすぐ横で大盤解説が行われることもある。その場合、指示棒などで示しながら「この駒をこう使いたい」というように駒の名称や符号を伏せて大盤解説が行われる。 「席上対局」は「公開対局」の一種なので、「席上対局」と言うだけで必然的に公開されることを意味する。しかしイベントの主催者側が両方の意味を強調したい場合(例えば棋戦がイベント内で行われて大盤解説もつくような場合)には「公開席上対局」とつなげて使うこともある。 (ja)
dbo:wikiPageExternalLink
dbo:wikiPageID
  • 1373743 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 9236 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 88846474 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • 公開対局(こうかいたいきょく)とは、プロ棋士の対局の様子を観覧席を設けて一般のファンに公開する対局のことである。対局開始時やその直後等のごく短時間の公開、インターネット・TV中継での公開だけでは公開対局とは言わない。タイトル戦で実施される場合は、午前は対局室(非公開)で午後から終局までが舞台上で公開対局となるケースが多い。 公開対局の一種として「席上対局」(せきじょうたいきょく)があるが、こちらはイベントなどで観衆が見物・観戦することを目的として舞台上で行われる対局のことを特に指す言葉であり、対局が企画される段階で既に公開することが前提となっている。公開することを目的として組まれたわけではない公式戦対局等の場合は、何らかの事情により非公開となっても対局の目的は果たせるので席上対局とは呼ばれない。イベント等で余興の一つとして行われる場合には「席上対局」と称することが多く、各地で開催される「将棋まつり」のイベントでも専ら「席上対局」が用いられている。 なお、見世物として企画される対局としては他にも「人間将棋」などがあるが、これは舞台上で行われることはないため席上対局とは呼ばないのが普通である。逆に、舞台上で椅子に座って行われる対局であっても、公式戦であれば席上対局とは呼ばれず公開対局と呼ばれる。 (ja)
  • 公開対局(こうかいたいきょく)とは、プロ棋士の対局の様子を観覧席を設けて一般のファンに公開する対局のことである。対局開始時やその直後等のごく短時間の公開、インターネット・TV中継での公開だけでは公開対局とは言わない。タイトル戦で実施される場合は、午前は対局室(非公開)で午後から終局までが舞台上で公開対局となるケースが多い。 公開対局の一種として「席上対局」(せきじょうたいきょく)があるが、こちらはイベントなどで観衆が見物・観戦することを目的として舞台上で行われる対局のことを特に指す言葉であり、対局が企画される段階で既に公開することが前提となっている。公開することを目的として組まれたわけではない公式戦対局等の場合は、何らかの事情により非公開となっても対局の目的は果たせるので席上対局とは呼ばれない。イベント等で余興の一つとして行われる場合には「席上対局」と称することが多く、各地で開催される「将棋まつり」のイベントでも専ら「席上対局」が用いられている。 なお、見世物として企画される対局としては他にも「人間将棋」などがあるが、これは舞台上で行われることはないため席上対局とは呼ばないのが普通である。逆に、舞台上で椅子に座って行われる対局であっても、公式戦であれば席上対局とは呼ばれず公開対局と呼ばれる。 (ja)
rdfs:label
  • 公開対局 (将棋) (ja)
  • 公開対局 (将棋) (ja)
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageDisambiguates of
is dbo:wikiPageRedirects of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of