建屋のヒダリマキガヤ(たきのやのヒダリマキガヤ)は、兵庫県養父市能座にある国の天然記念物に指定されたの巨木である。 ヒダリマキガヤとはカヤ(榧)の変種のひとつ。通常のカヤの種子は外殻にあるスジが直線状であるが、このカヤの種子には左巻きの波紋状のスジがあるものが多いため、ヒダリマキガヤ(左巻榧)の名前がある。ヒダリマキガヤでは日本最大の巨樹であり、1951年(昭和26年)6月9日に国の天然記念物に指定された。指定名称は当地の旧村名建屋村から名づけられている。