川端道喜(かわばたどうき)は、京都の老舗和菓子店で、16世紀初頭の文亀、永正年間の創業と伝えられている。正式名称「御粽司 川端道喜」。川端道喜は初代から16代までこれまで暖簾を絶やすことなく、戦国時代から江戸時代にかけては宮中に餅を納める餅屋として知られており、またちまきの製造販売でも有名となり、江戸時代初期の四代川端道喜の頃から粽司と呼ばれるようになった。 明治維新時の東京奠都後、京都に留まり、宮廷との縁が切れた形となった。以後は主として茶道関係者にちまき、和菓子を納入する形で商いを続けている。