伊奈 忠勝(いな ただかつ)は、武蔵小室藩の第3代(最後)の藩主。 第2代藩主・伊奈忠政の長男。早くから7歳年上の徳川家光に近侍として仕えた。元和4年(1618年)、父の死去により数え8歳で跡を継いだが、翌年8月16日に江戸において9歳で早世した。嗣子がいるはずもなく、小室藩は無嗣改易となった。 ただし弟の忠隆に1186石の所領が与えられ、宗英、貞長、、、、、、と旗本として続き、明治維新に至る。 なお、関東代官職は父の弟伊奈忠治の家系が代々継嗣した。