中井 正清(なかい まさきよ、永禄8年(1565年) - 元和5年1月21日(1619年3月7日))は、江戸時代初期の大工頭。大和国出身。中井正吉の子。通称は藤右衛門。天正17年(1589年)以前から徳川家康に仕え、のちに従四位下を賜る。寺社の建築監理に加え、#小堀遠州の知己を得て茶道を修め茶室を建てた。重要文化財の『大工頭中井家関係資料』に158件の数寄屋造りの絵図があり、内訳を見ると茶室の起こし絵図(設計の指示書)が45点を占める。