三十年式歩兵銃(さんじゅうねんしきほへいじゅう)または三十年式小銃(さんじゅうねんしきしょうじゅう)は、1897年(明治30年)に陸軍で採用された日本のボルトアクション式小銃。 近代的な国産連発式小銃として日露戦争において陸軍の主力小銃として使用された。陸軍軍人の有坂成章によって開発されたため、欧米では三十年式歩兵銃および三十年式歩兵銃を直接・間接的に母体とする小銃(三八式歩兵銃・九九式小銃など)をまとめて「アリサカ・ライフル(Arisaka rifle)」と呼称している。