ラージャあるいはラージャー(Raja, Rajah, 羅闍)とは、サンスクリット語の語彙で、君主号または貴族の称号のことである。強大な権勢を持つラージャは、「マハーラージャ(Maharaja)」という。日本語に訳せば「王」・意訳して「豪族」の意味。インドのみでなくその影響を強く受けたヒンドゥー教時代の東南アジアにも伝播し、王または王族・貴族の称号として定着した。日本では閻魔大王が、閻魔羅闍と訳されたことがある。