ラミル・グリエフ(Ramil Guliyev、1990年5月29日 ‐ )は、アゼルバイジャン・バクー出身でトルコ国籍の陸上競技選手。専門は短距離走。100mで9秒97(トルコ歴代2位)、200mで19秒76(トルコ記録)の自己ベストを持つ。2017年ロンドン世界選手権男子200mの金メダリストである。 200mがメインのスプリンターで、19歳だった2009年にはウサイン・ボルト(19秒93)に次ぐジュニア世界歴代3位の20秒04(+0.1)をマーク、ベルリン世界選手権でファイナリストになるなど活躍。その後は充実した陸上の環境を求め、2011年4月5日にトルコの市民権を取得し、2013年4月4日からトルコ代表として競技している。オリンピックと世界選手権の200mでは4回決勝に進出し、2017年ロンドン世界選手権でトルコ初の金メダルを獲得した。