『マルサの女』(マルサのおんな)は、1987年公開の日本映画。 国税局査察部(通称マルサ:〇査) に勤務する女性査察官と脱税者との戦いを、コミカルかつシニカルに描いた映画。監督・脚本は伊丹十三。 第11回日本アカデミー賞(1988年)において最優秀作品賞、最優秀主演女優賞(宮本信子)、最優秀主演男優賞(山崎努)、最優秀助演男優賞(津川雅彦)、最優秀監督賞および最優秀脚本賞(伊丹十三)を受賞し、主要部門をほぼ独占した。 また、作品の成功を受けてカプコンがファミリーコンピュータ向けにゲーム化。翌年には続編の『マルサの女2』が製作された。