パワーレンジャー(英語: Power Rangers)は、日本の特撮番組「スーパー戦隊」をベースにした実写版スーパーヒーローのテレビシリーズを中心とした、アメリカのメディア・フランチャイズである。 1993年に第1作『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー シーズン1』よりシリーズ開始。以降、原則として前年に日本で放送された「スーパー戦隊シリーズ」の作品をベースに制作・放送が行われている。 シリーズのクリエイターであるハイム・サバンは、日米の映像を組み合わせたハイブリッド作品が両国の文化の橋渡しになると述べているが、原作が日本の番組であることはアメリカではあまり言及されておらず、原作の制作会社である東映の評価には繋がらなかったとされる。日本においても日本製コンテンツの成功例として紹介されることは少なく、東映やバンダイもパワーレンジャーの存在を積極的に紹介してはいない。 ドラマパートの配役は初期メンバーの性別・人種などが可能な限り均等になるよう配慮されており、『ワイルドフォース』までは日本版のメンバーの中で女性が1人の場合、主に「イエロー」の性別を男性から女性に変更することもあった。