パルミラ文字(パルミラもじ、Palmyrene script)とは、現在のシリア東部にあった古代のオアシス都市パルミラにおいて用いられていた、アラム語の方言を表記するための文字である。アケメネス朝時代のアラム文字(帝国アラム文字)が曲線化した地方変種のひとつであり、右から左に書かれるアブジャドである。