ネクラ(根暗)とは、性格の「根」が暗いこと、あるいは根が暗い人を指す俗語である。対義語にネアカ(根明)、派生語にネクラ族やネブクロがある。起源については複数の説があり定かではないが、タレントのタモリが1970年代後半から自身の出演番組で盛んに用い、人の性質を単純に二分化できる軽さもあって1982年の流行語となった。ネクラの「根」とは、性根(しょうね)や根性(こんじょう)など、その人が持つ根本の精神性を指す言葉である。