メガラのテオグニス(古希: Θέογνις Theognis 紀元前6世紀ごろ)は、古代ギリシア・アルカイック期の詩人。教訓詩を多く詠み、後世のギリシア文学に度々引用された。代表作に「人間にとって最善なのは初めから生まれないこと、次に善いのは早く死ぬこと」という厭世主義の詩があり、反出生主義の先駆者とも言われる。ニーチェが古典学者だった頃に研究対象としたことでも知られる。