スーパー銭湯(スーパーせんとう)は、日本における公衆浴場の一種であり、銭湯の形態の一つ。公衆浴場法および各都道府県の公衆浴場条例上では物価統制令の制限を受けない「その他の公衆浴場」に分類され、施設規模や利用料金は銭湯と健康ランドの中間的存在である。また、日帰り入浴施設に含まれる。 発祥地については諸説あるが、1980年代半ばより登場し始めたとされる。「船橋ヘルスセンター」に端を発する健康ランドが全国に広がる中で、より低料金で回転率がよく、付帯設備が少なく、設置費用がかからない施設として各地に建設されていった入浴施設がスーパー銭湯であるといえる。 一般的な「銭湯」とは、露天風呂、各種アイテムバス、サウナなどの付加的な風呂設備を充実させたり、食堂や理髪店などの各種施設・店舗を併設することで差別化している。多くは水道水や井戸水を沸かして使用しているが、一部または全ての浴槽を温泉としているスーパー銭湯も増えている。