ストラスブールの大モスク(フランス語: Grande Mosquée de Strasbourg)は、フランスのストラスブールにあるモスク。1982年に設立された礼拝所を前身とし、2006年に建設が開始され、一時的な中断を挟んだのちに2012年に完成した。 モスクの建設計画は、1990年代の後半に当時のストラスブール市長の支持のもと、市議会などからの支援を受けて進んだ。しかし2001年に市政が交代したことで計画は停滞し、内容の変更を迫られた。2006年から建設が始まったものの、建設会社とのトラブルで2007年から2009年まで建設は中断された。2009年にはモロッコ政府からの資金提供も受けて建設が再開され、2012年にモスクは完成した。 モスクはイタリア人建築家であるパオロ・ポルトゲージによって設計された2階建ての建物で、およそ2,000人を収容できる。