ジヤトコ株式会社(読みはジャトコ、英: JATCO Ltd) は日産自動車グループの自動車部品メーカーである。富士市最大のプラント規模を有し、主な製品は自動車用の自動変速機と無段変速機であり、納入先は日産自動車のみならず国内外多数の自動車メーカーに及ぶ多国籍企業である。 当初は日産自動車の一工場であったが、AT関連の特許問題回避のため、1970年(昭和45年)にフォード、東洋工業(現・マツダ)との合弁会社となったが、1981年(昭和56年)にフォード資本、1999年(平成11年)にマツダ資本がそれぞれ撤退した。以降、2002年(平成14年)に三菱自動車工業から分社したダイヤモンドマチックを傘下に収め、2007年(平成19年)にスズキが資本参加したことで、株式の保有比率は、日産75 %、三菱自15 %、スズキ10 %となった。 製品は日産、三菱、スズキのほか、ゼネラルモーターズ(GM)、ルノー/ルノーサムスン等にも供給される。