シュヴァーベン同盟(シュヴァーベンどうめい、ドイツ語: Schwäbischer Bund)は、神聖ローマ帝国の主にシュヴァーベン大公領における帝国等族(帝国自由都市、、公国、騎士)の相互防衛と平和維持を目的とした組織。1488年、神聖ローマ皇帝フリードリヒ3世の要望とマインツ大司教の支援で成立した(ただし、ヘンネベルクは君主より諸侯会議を重視したためフリードリヒ3世の後継者マクシミリアン1世とたびたび対立した)。シュヴァーベン同盟は帝国の平和を保とうと動き、ヴィッテルスバッハ家のバイエルン諸公による領土拡大政策と南のからの「革命」という脅威に対処した。同盟は定期会議を開催して、裁判所をもうけたほか歩兵12,000と騎兵1,200の軍勢を維持した。