ケプラー11c (Kepler-11c) とは、地球からはくちょう座の方向に約2000光年離れた位置にある、太陽と極めて似た直径、質量を持つG型主系列星であるケプラー11を公転する太陽系外惑星である。NASAが運用しているケプラー宇宙望遠鏡により発見された。ケプラー11惑星系内においては内側から2番目にある惑星であり、その大気は希薄な水素とヘリウムから成ると考えられている。ケプラー11cは13日で恒星ケプラー11の周囲を公転しており、密度は水にも満たないと考えられている。質量と半径は推定ではどちらも3倍程度である。ケプラー11惑星系はトランジット惑星が3つ以上発見された初の惑星系であり、更に軌道長半径はどれも小さく、軌道傾斜角はほぼ6つとも同じである。2011年2月2日に発見の内容が公表され、後にネイチャーに出版された。