オリンパス事件(オリンパスじけん)とは、オリンパス株式会社が巨額の損失を「飛ばし」という手法で、損益を10年以上の長期にわたって隠し続けた末に、負債を粉飾決算で処理した事件である。 2011年(平成23年)7月、雑誌FACTAの調査報道によるスクープとイギリス人社長の早期解任を契機に発覚し、大きな注目を集めた。株価は急落し会長らは辞任、オリンパスは上場廃止の瀬戸際に立つことになった。