アカズ (Akazu) は、ルワンダ大統領のジュベナール・ハビャリマナ(1994年在職中に暗殺)と妻のアガト・ハビャリマナの血縁者を中心とした、フツの非公式な政治権力の中枢組織である。この組織のメンバーや関係者の多くが1994年のルワンダ虐殺に加担した疑いが持たれている。なお、"アカズ"とはルワンダ語(およびルンディ語)で"小さな家"を意味する。もともとは王を囲む廷臣グループを指して王政時代に使われていた言葉である。当初は「夫人の氏族」(clan de Madame)という名で呼ばれていた。