[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

『おろしや国酔夢譚』(おろしやこくすいむたん)は、井上靖による長編小説、またそれを原作とした1992年公開の日本映画である。 大黒屋光太夫をはじめとする、漂流した神昌丸の乗組員17人の運命を、日露の漂流史を背景に描き出した歴史小説で、『北槎聞略』などを参考に書かれているが、この小説が書かれた当時は、帰国後の光太夫らが故郷に一時帰郷できたことや比較的自由に江戸で生活していたことは、まだ判明していなかった。そのため光太夫らは帰国後、幽閉同然に扱われたことになっている。井上は後年に関係者から帰国後の光太夫の資料を提供されたが、結局作品を改訂することはなかった。1966年から1968年にかけ『文藝春秋』に掲載され、文藝春秋から刊行(のち文春文庫)。日本文学大賞受賞、映画化の際に徳間文庫でも刊行された。映画のロシア語題名は『Сны о России』(ロシアの夢)、英語題名は『Dreams of Russia』、または『O-roshiya-koku-sui-mutan』。

Property Value
dbo:abstract
  • 『おろしや国酔夢譚』(おろしやこくすいむたん)は、井上靖による長編小説、またそれを原作とした1992年公開の日本映画である。 大黒屋光太夫をはじめとする、漂流した神昌丸の乗組員17人の運命を、日露の漂流史を背景に描き出した歴史小説で、『北槎聞略』などを参考に書かれているが、この小説が書かれた当時は、帰国後の光太夫らが故郷に一時帰郷できたことや比較的自由に江戸で生活していたことは、まだ判明していなかった。そのため光太夫らは帰国後、幽閉同然に扱われたことになっている。井上は後年に関係者から帰国後の光太夫の資料を提供されたが、結局作品を改訂することはなかった。1966年から1968年にかけ『文藝春秋』に掲載され、文藝春秋から刊行(のち文春文庫)。日本文学大賞受賞、映画化の際に徳間文庫でも刊行された。映画のロシア語題名は『Сны о России』(ロシアの夢)、英語題名は『Dreams of Russia』、または『O-roshiya-koku-sui-mutan』。 (ja)
  • 『おろしや国酔夢譚』(おろしやこくすいむたん)は、井上靖による長編小説、またそれを原作とした1992年公開の日本映画である。 大黒屋光太夫をはじめとする、漂流した神昌丸の乗組員17人の運命を、日露の漂流史を背景に描き出した歴史小説で、『北槎聞略』などを参考に書かれているが、この小説が書かれた当時は、帰国後の光太夫らが故郷に一時帰郷できたことや比較的自由に江戸で生活していたことは、まだ判明していなかった。そのため光太夫らは帰国後、幽閉同然に扱われたことになっている。井上は後年に関係者から帰国後の光太夫の資料を提供されたが、結局作品を改訂することはなかった。1966年から1968年にかけ『文藝春秋』に掲載され、文藝春秋から刊行(のち文春文庫)。日本文学大賞受賞、映画化の際に徳間文庫でも刊行された。映画のロシア語題名は『Сны о России』(ロシアの夢)、英語題名は『Dreams of Russia』、または『O-roshiya-koku-sui-mutan』。 (ja)
dbo:wikiPageExternalLink
dbo:wikiPageID
  • 519382 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 5606 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 91995791 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
prop-ja:上映時間
  • 123 (xsd:integer)
prop-ja:作品名
  • おろしや国酔夢譚 (ja)
  • おろしや国酔夢譚 (ja)
prop-ja:公開
  • 0001-06-25 (xsd:gMonthDay)
prop-ja:出演者
prop-ja:撮影
prop-ja:監督
prop-ja:編集
prop-ja:脚本
prop-ja:製作
  • dbpedia-ja:山本洋
  • アンドレイ・ゼルツァーロフ (ja)
  • 土川勉 (ja)
  • 桜井勉 (ja)
  • 群准剛 (ja)
prop-ja:製作総指揮
prop-ja:言語
prop-ja:配給収入
  • 18 (xsd:integer)
prop-ja:音楽
dct:subject
rdf:type
rdfs:comment
  • 『おろしや国酔夢譚』(おろしやこくすいむたん)は、井上靖による長編小説、またそれを原作とした1992年公開の日本映画である。 大黒屋光太夫をはじめとする、漂流した神昌丸の乗組員17人の運命を、日露の漂流史を背景に描き出した歴史小説で、『北槎聞略』などを参考に書かれているが、この小説が書かれた当時は、帰国後の光太夫らが故郷に一時帰郷できたことや比較的自由に江戸で生活していたことは、まだ判明していなかった。そのため光太夫らは帰国後、幽閉同然に扱われたことになっている。井上は後年に関係者から帰国後の光太夫の資料を提供されたが、結局作品を改訂することはなかった。1966年から1968年にかけ『文藝春秋』に掲載され、文藝春秋から刊行(のち文春文庫)。日本文学大賞受賞、映画化の際に徳間文庫でも刊行された。映画のロシア語題名は『Сны о России』(ロシアの夢)、英語題名は『Dreams of Russia』、または『O-roshiya-koku-sui-mutan』。 (ja)
  • 『おろしや国酔夢譚』(おろしやこくすいむたん)は、井上靖による長編小説、またそれを原作とした1992年公開の日本映画である。 大黒屋光太夫をはじめとする、漂流した神昌丸の乗組員17人の運命を、日露の漂流史を背景に描き出した歴史小説で、『北槎聞略』などを参考に書かれているが、この小説が書かれた当時は、帰国後の光太夫らが故郷に一時帰郷できたことや比較的自由に江戸で生活していたことは、まだ判明していなかった。そのため光太夫らは帰国後、幽閉同然に扱われたことになっている。井上は後年に関係者から帰国後の光太夫の資料を提供されたが、結局作品を改訂することはなかった。1966年から1968年にかけ『文藝春秋』に掲載され、文藝春秋から刊行(のち文春文庫)。日本文学大賞受賞、映画化の際に徳間文庫でも刊行された。映画のロシア語題名は『Сны о России』(ロシアの夢)、英語題名は『Dreams of Russia』、または『O-roshiya-koku-sui-mutan』。 (ja)
rdfs:label
  • おろしや国酔夢譚 (ja)
  • おろしや国酔夢譚 (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
foaf:name
  • おろしや国酔夢譚 (ja)
  • おろしや国酔夢譚 (ja)
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of