今回は「クローズドベータテスト」という位置付けで、同SDKを利用するには、SCEが提供する開発者サポートプログラム「Developer Program for PlayStation Suite(Closed Beta Test)」に参加する必要がある。詳しい応募方法は、Webサイト を参照のこと。SCEは、テストを経て2012年春に正式展開をする予定だ。
同プログラムの参加者には、SCEからPlayStation Suite SDKと開発に必要な実機が提供される。開発したアプリケーションは、PlayStation Vitaに加えて、PlayStation Certifiedを取得したデバイス(NTTドコモのXperia acro SO-02CやXperia PLAY SO-01D、KDDIのXperia acro IS11S、ソニーのタブレット端末など)で実行できる。開発言語はC#(シーシャープ)。開発したゲームやアプリケーションはPlayStation Vitaなどのデバイスに搭載された仮想マシン上で動作する。
開発者サポートプログラムは、日本、アメリカ、イギリスの3カ国で開始する。ただし、開発サポートは英語のみ。募集人数は「管理できる限りは受け付けたいが数百人を見込んでいる」(SCE広報)という。