米Ingresは米国時間2008年11月18日,オープンソース・データベースの新版「Ingres Database 9.2」の提供を開始した。新版は,可用性を向上させる機能を追加したほか,複数言語サポートなどを強化した。

 新版では,データベース管理に関わるタスクの簡略化および自動化により,データベース管理にかかる時間を低減できるとしている。言語サポートでは,UTF-8キャラクタ・セットとUnicodeの大文字と小文字のサポートを追加した。このほかにも,サーバーの可用性を向上させるために,復元機能やオンライン・バックアップ機能などを向上させた。

 Ingres Database 9.2は,同日よりIngresのWebサイトからダウンロードできる。無償のCommunity Editionと有償版があり,有償版は60日間の試用期間中無償で評価することもできる。

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