今回の記事では、明治24年(1891年)に開通した頃の東北本線を追ってみたいと思います。 明治中期の開通でしたが、当時はまだトンネル技術や橋梁技術が未熟であったため、急な坂や難しい川を避けるために大きく遠回りをして線路を引く必要がありました。 わずか30年程度でルートが変更となり廃線となった、東北本線の旧線は現在どのようになっているのでしょうか。 ぜひ最後までお付き合いください。 黒磯駅→高久駅 高久駅→黒田原駅 黒田原駅→豊原駅 豊原駅→白坂駅 白坂駅→白河駅 白河市について 今回紹介するルートは、栃木県黒磯駅から福島県白河駅まで、約30km程度の区間です。現在の道路をクルマで走れば、60分…