先日、友だちがFacebookにこんな写真を投稿していたんです。
食べたものをSNSに投稿するのは珍しいことじゃないけど、このラーメンの写真、なんだかとても美味しそうに見えませんか？
訊いてみると、この構図は「川名リフト」と呼ばれ、一部で盛りあがってきている人気のムーブメントで、Facebookページもあるとのこと。
美味しい食べ物をより美味しく見せる「川名リフト」の数々を見よ！
「川名リフト」とは、川名さんという営業マンの方が、Facebookでひたすら投稿していた豚骨ラーメンの写真が人気となってはじまったムーブメントのようです。
麺がたっぷりとスープを持ちあげて、つやつやと輝いているのがわかります。下に見える煮卵とチャーシューも美味しそう！
これも僕の友人が撮ったもの。スープをまとった麺とやわらかそうなチャーシューが、今まさに目の前にあるようで、臨場感がたまりません！食べたい！
こっちはリフトした麺ではなく、丼の方にピントを合わせたバージョン。スープや具材が鮮明に引き立つのも見映えがいいですね〜！
自分でもやってみよう！川名リフト修行開始！
僕はFacebookやTwitterに日常的に食べたものを投稿していて、ブログでも食べ物の写真をよく使うので、トライしてみることにしました。
「あさり潮騒ラーメン」で初リフト！
記念すべき初リフトはこちら。丼の具材が散らかっていて、なんだかあんまり美味しくなさそうですね（笑）。ホントはすごく美味しいのに！
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家で食べた「台湾風うどん」でリフト！
こちらはママが作ってくれる大好物の「台湾風うどん」。丼の具材はまとまっているけど、リフトしたうどんがバラバラだし、角度と構図がやっぱりイマイチ。むずかしい！
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屋台で食べた「ソーキそば」でリフト！
茅ヶ崎のお祭りで食べた絶品「ソーキそば」で屋外初リフト。ピントも合ってないし、もっと寄った方がいいし、ぜんぜんダメですねこれじゃ。奥が深いわ川名リフト！
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「ゆで太郎のカツ丼セット」でリフト！
初のお蕎麦リフトはゆで太郎で。お蕎麦の皿とカツ丼の皿がきたないですねえ（笑）。川名リフトは、食べる前にやったほうがいいようです。
（番外編）麺類以外もリフトすれば、美味しそうに見えちゃう。
高度な「川名リフト」を極めなくとも、箸やフォークで食べ物に動きを出せば、臨場感と質感が出て、美味しそうに見えます。
ステーキだって、こうして持ちあげることで、柔らかさが表現できます。
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生海苔のお味噌汁！美味しそうでしょ！
鶏の唐揚げには、おろしポン酢と柚子こしょうをのせると抜群に美味いんです！
明石焼きをお出汁に浸けます。
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長ネギとしらすの雑炊！
持ち上げなくても、具材を絡めると美味しそう！
SNS時代の新しい写真文化
スマホとSNSが普及する以前は、僕ら一般人が食べ物を写真に撮るなんてことはほとんどありませんでしたよね。
ところが今やFacebookやTwitterを眺めていると、投稿される写真の大半が食べ物だったりします。ブログなどの個人発信メディアも普及してきている現代において、「川名リフト」のような、新しい写真文化はどんどん生まれてくるかもしれません。
斬新な機能のカメラや優秀なアプリもいいけど、こういう撮影手法を試してみるのも、楽しいかもしれません。
Webで「川名リフト」検索すれば、達人たちのたくさんのリフト写真が見れますので、参考にしてみてください。
さあ、あなたもLet’s リフト！
「リフトの乱れは心の乱れ」
＿＿＿「川名リフト」Facebookページより
