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2015年10月26日月曜日

HTC Desire EYE ドコモ系MVNOで、すぐに3G→LTEに遷移しない問題

Desire EYEは、LTEの対応周波数が多いというのは嬉しいものの、現状ではドコモ系MVNOでの運用には、ちょっと難あり、という話。

難アリといっても通信できないとかといった致命的なモノではなく、ドコモ系MVNOでは、3GからLTEの遷移まで時間が結構な時間がかかるというもの。
ドコモのmopera Uやspmodeで使用する場合、接続してすぐに3G→LTEに遷移します。

具体的な現象は、次の動画で見てもらうとして…


左がドコモ mopera U、右がmineo Dプラン(音声通話付き)
mopera Uは、接続直後にアンテナピクトが「H」→「4G」になり、すぐに3GからLTEに遷移しています。
一方、mineo Dプランは、「4G」表示になるまで約12分。

Desire EYEでドコモ系MVNOのSIMを使う場合、一度LTEに繋がった状態でWi-Fiに切り替えても、継続して同じ基地局のセルに接続している場合はWi-Fiからモバイルデータに戻してもLTEのままですが、場所を移動するなどして接続先が他のセルになった後でWi-Fiオフにした場合は、また3Gからやり直しという状態になるので、結構ストレスです。
結果、対応バンドが広い端末なのに、Wi-Fiルーターにぶら下げる運用になってしまって、ちょっともったいない事に…。

おそらく、MADOSMAやiPhone等で見られた現象と同様なのではと、推測していますが、中のシーケンスまでは見えないので…。

参考)
[ MADOSMA ] 4G/LTE 接続に時間がかかる|mouse computer FAQ - アーカイブページ

改善したファームウェアに関してIIJmioでの動作報告

IIJmio meeting 7 および 8 にて紹介された同様と思われる現象が発生する原因の考察
 ・ IIJmio meeting 7 MVNOとSIMフリー端末の問題について
 ・ IIJmio meeting 8 続、MVNOとSIMフリー端末の問題について (iOS編)

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