(原題:The Cabin in the Woods)
----この映画、
スゴく興奮していなかった。
「そうだね。
気が早いようだけど、
今年のトップ10には必ず入る…
そんな気がするな」
----それはまたまた気が早い。
いつもそんなこと言って、
最後の方になると外れているじゃない。
「(笑)。確かに。
でも、それだけの衝撃がこの映画にはあるということ」
----へぇ~っ。
森の中で若者たちが襲われる…。
ホラー映画の定番のような気がするけど?
「そうだね。
実はキャッチコピーの
『あなたの想像力なんて、
たかが知れている』という挑発を見ても、
いやあ、そんなことはないだろうと、
高をくくっていたところがある。
ところが見事にやられてしまった。
ストーリーは一見、簡単。
森の別荘へとやって来たデイナ(クリステン・コノリー)、
カート(クリス・ヘムズワース)ら大学生の男女5人。
彼らは、そこで身の毛もよだつ恐怖を味わうことになる」
----う~ん。普通っぽいけど…?
「そう思うよね。
トレーラーのナレーションでも、そう言っている。
『ここまではよくある話と思うかもしれない』。
さて、本編の物語は、次のように続く。
彼らは、ある呪文を唱えることで
恐ろしい何かを復活させてしまう。
で、これはいわゆる『死霊のはらわた』系かと…。
ところが実は、それを監視し、コントロールしている科学者らしき一団がいる」
----ん?じゃあ、『CUBE・キューブ』系?。
「ところが、ナレーションはさらにこう続く。
『だがこれから先の展開は絶対に読めない。賭けてもいい。絶対に読めない』」
----ゴクッ。どうニャるの?
「う~ん。
ここまでしかこの映画については語れないんだ。
これほどネタをバラしてはいけない映画もない。
というか、言いたくない。
でもこれだけは確か。
怒涛の展開から、
阿鼻叫喚の地獄へと一気になだれこんでいく。
で、いま考えると、ここの伏線がまた巧い。
リチャード・ジェンキンスらが扮するこの科学者たちは、
彼らの待つ死の運命を、
楽しそうに、のどかに、
賭けまでして見守っている。
だから、まさか、こんなとんでもないことになろうとは、
ゆめゆめ思わないんだ。
そして待ち受けるエンディングの衝撃。
これは個人的には、
漫画『幻魔大戦』連載最終回の衝撃に並ぶ。
あっ、これも言いすぎかな」
(byえいwithフォーン)
(memo)『クローバーフィールド/HAKAISHA』の脚本を担当したドリュー・ゴダードが本作で監督デビュー。
共同脚本には『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督。
※『CUBE ZERO』はこちら。
フォーンの一言「大物女優がカメオ出演しているらしいのニャ」
※それも言わない方がいいかもだ度
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