ベストセラーを読んでみた。（ラジオ番組）

第37回はドリアン助川さんの著書「あん」でした。

著者のドリアン助川さんが深夜放送のパーソナリティーとして
若者たちの悩みを聞き続けていたときに、
「人の役に立つことが、生きる意味なんだろうか」と考えたことが「あん」を書くきっかけになったのだとか。

映画化もされており、カンヌ国際映画祭で世界中から高い評価を受けて世界35カ国での上映されるほどの作品。

最後の部分を読んで嗚咽してしまったという徳永さん。
「今回のベストセラーを選んだきっかけは、映画館で偶然見た「あん」の予告編に心を奪われて、すぐ家に帰ってネットで調べて原作があることを知ったこと。」と徳永さんは語っていました。

さらに、人生を変えた１冊、遠藤周作さんの著書「わたしが・棄てた・女」と
同じテーマ「ハンセン病」を扱っていたこともあり、気になって手に取ったのだとか。

今回のベストセラーの感想は・・・
「人間の生きる道とか、心のあり方が全く説教くさくなく、物語のなかで描かれているとても素晴らしい本だなと思いました。本当に読んで良かったベストセラーでした。」