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大そうじへの備え
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パピヨン本田さんによる「美術のビジュえもん」が突然発表されたのです。 「パープルームに調子にのった美大生が行ったら袋叩き」 「アーティストの知識の基礎は確定申告」 とか、美術関係者なら「クスっ」と笑ってしまうネタが1コマ1コマに入ってるし、そのネタのセンス、スピード感のある進行に「パピヨン本田先生って何者なんだ?!」と業界騒然としました。 驚きだったのが、翌日も更新されたこと。 しかも2話目で「美術手帖はBTになるまでが良かった」とか、みんな心で思ってたけどずっと口にしなかったことをぶっこんできてる(笑) 単発で美術ネタがバズることはこれまでも何回かありました。この時は「これもその一つだろう」とナメてかかってたら、それ以降も更新が続いてる。このレベルのものをほぼ毎日ですよ。 ちょっとこれは信じられない。 そして、
せんだいメディアテークで地域資源「亜炭」を通して風土の記憶を堀りおこす展覧会、京都造形大生のゼミ発表も。 仙台の地域資源「亜炭・埋木」をキーワードに、知られざる街の歴史や暮らしの記憶を掘りおこし紹介する展覧会がせんだいメディアテークで開催されます。期間中は『亜炭香古大學』として京都造形芸術大学のレクチャーやゼミ発表、哲学者・鷲田清一さんと美術家・伊達伸明さんの対談などが行われます。 亜炭香古学 足元の仙台を堀りおこす 亜炭は、昭和30年代頃まで宮城県仙台市で風呂や暖房の燃料として使われ、仙台にある青葉山はかつて亜炭鉱山として人々の暮らしに密接に結びついている地域資源でした。また同じ地層からは、地元の工芸特産品「埋木細工」の原木も産出され、一家にひとつはあるともいわれるほど普及していました。 2012年から始まった『亜炭香古学』は、身近な場所・人・モノを丁寧に見つめ直してそこに宿る物語や知恵
新卒を捨て、いきなり海外でフリーランスになってみて思うこと ベルリン在住・フリーの翻訳家wasabiさん。偶然アートのイベントで出会った若いデザイナーに言われた一言でとても勇気づけられ、いきなり海外でフリーランスになったのだそう。今回は彼女のブログから、「いきなりフリーになって良かったこと」を紹介する。あなたの進路選択の幅を広げる、きっと素敵な視点になるはず! こんにちは、最近イギリスのドラマGame of Thronesにハマって夜更かしが続いているwasabi(@wasabi_nomadik)です。 海外ドラマってハマると抜け出せなくなるのでなるべくハマりたくないんですが、Game of Thronesは話が複雑で、扱っている時代に出て来る文化なども面白いのでちょっとしたオタク心みたいなのも満たされるのでどうしても見てしまうんです。 そんな話はさておき・・・・今日は私が新卒を捨てて、就
なぜスウェーデン?留学先を選んだ経緯 この夏でストックホルムに移住して7年になります。 留学がきっかけで渡瑞し、最近やっとアーティストとして地に足がつき始めていると実感し始めている、といったところです。 今でもよくスウェーデン人に聞かれる質問があります。 「何故スウェーデンで勉強しようと思ったの?」 その度に私はその解答に悩みます。 私が留学を意識し始めた2000年代半ばの日本ではまさに北欧ブームの幕があがるといった時節だったのですが、北欧のほっこりライフなどすっかり頭になくスウェーデンに来た私。 「英語で学べて、学費が無料で、工房の設備が整っていたから。」と正直に答えると、決まって相手はポカーンとした顔をするので、 「あ、でも最初はそういう実用的な理由だったけれど、スウェーデンでの生活が肌に合っているから住み続けているんだよ」と補足して場をなごませるようにしています。(注:2012年より
文化学園大学さんの新都心キャンパスに行ってきました。 手羽家から一番近い美大。 ちなみに女子美杉並キャンパスやタマビ上野毛キャンパス、東京工芸さんは車で約20分、タマビ八王子キャンパスや東京造形さんは高速使えば1時間かからないし、乗り換えも1回ぐらいしかありません。 美大愛好家としてたまたま便利な場所に住んでて、家から一番不便なところにあるのがムサビだったりするんですが(ぼそっ) ここで文化学園大学さんの紹介を簡単に。 日本で最初にインテリア分野の学科を作った大学。 あ、「文化学園?文化女子大と違うの?」と思った方、正解! 以前は「文化女子大学」でしたが、2011年に「文化学園大学」に名称変更し、2012年に共学化されました。 また、以前小平にキャンパスがあったので文化学園さんとムサビは小平市大学連携協議会仲間ではあるんだけど、2015年に新都心キャンパスへ全面集約され、現在小平キャンパス
彦根城410年の映像解禁で話題沸騰。ディレクターは井口皓太、鎮座DOPENESS、HIFANAらが出演。 CEKAIが、今度は地方創生プロジェクトの映像を投下。ゆるキャラ「ひこにゃん」でお馴染みの彦根市が市運をかけて臨む国宝・彦根城築城410年を記念したプロジェクトだ。ディレクターにクリエイティブチームのCEKAI(セカイ) / TYMOTE(ティモテ)を率いる井口皓太、出演に鎮座DOPENESS、HIFANAなど豪華布陣で製作し満を辞して公開された作品紹介と独占コメント。 最近ではNIKE LABのモーションロゴなどクリエイティブの話題に事欠かないクリエイティブアソシエーションCEKAIが、今度は地方創生プロジェクトの映像を投下した。ゆるキャラ「ひこにゃん」でお馴染みの彦根市が市運をかけて臨む国宝・彦根城築城410年を記念したプロジェクトだ。まずは何は無くともその映像をご覧いただこう。
「デザイン思考」を発信するスタンフォード大学d.schoolを訪問してみた 通称「d.school」、スタンフォード大学の機関Hasso Plattner Institute of Designを聞いたことがあるだろうか。名称にDesignというキーワードが入っていながらして、グラフィックデザイナーもプロダクトデザイナーもいない。デザイナーがいないのに世の中に貢献する多くのプロダクトを生まれているのはどうして!? どの学部・大学院に属していても受講できる スタンフォード大学のd.schoolとは? スタンフォード大学を知らぬ人はいないだろう。Appleファンなら、2005年の卒業式で学生に向けて行ったスティーブ・ジョブズのスピーチは見たことがあるはず。私にとってもあのスピーチで語られた”Stay hungry, stay foolish.”という名言は、10年以上経っても風化していない。こ
日本の美大生なんて死んだほうがいいー映画監督・木村太一インタビュー 東京のリアルな少年少女をとりまくブラックサイドを描写した映画「LOSTYOUTH」を公開したばかりの気鋭の映画監督、木村太一さん。映画監督に憧れ12歳で単身渡英、泣きながら自転車を漕いでイギリスでMVを作りまくった学生時代から1000万円かけて制作した映画を制作した今まで。取材時は日本プレミア試写直前。いまの気持ちを聞いてみた。 僕、日本の美大ってあんま好きじゃないんですよ。 小学生の時に映画「ジュラシックパーク」を見て「恐竜生きてるみたいじゃん。」って衝撃を受けた。こんなことができるなら絶対映画を作ろうと思い、海外にいくことを決めたんだ。親に「映画監督になりたいからイギリス行きたい」って言ったら酢豚投げられたけどね。12歳の時かな。 僕が入ったのはイギリスにあるCentral Saint Martins College
【リオ閉会式】フラッグハンドオーバーセレモニークリエイティブチームを調べてみた。 台風だから1日テレビを見てた手羽です。こんなにネットも見ずにずっとテレビの前にいたのは久しぶりかも・・。 リオ五輪閉会式見ました? 引き継ぎ式、フラッグハンドオーバーセレモニーに手羽は感動して、もう20回ぐらい見返しました。 人によっていろいろ感じる部分は違うとは思いますが、素直に「日本もこういうレベルの演出ができるんだなあ」と嬉しかったし、世界ではなく日本人にむけて「もうオールジャパンでやるしかないのよ」というメッセージをこめたパフォーマンスだったようにも感じてます。 でも、よく言えば「日本のソフト力を発信」だけど、「やっぱりアニメやキャラクターに頼るしかないんだな」ってこともヒシヒシと。 こちらの記事も合わせてご覧ください。 ■【東京2020を妄想する】リオ五輪の開会式を見て思うこと。 んで、どうしてもメ
【静かに時を刻む街】清里駅前に行ってきた 1泊2日の家族旅行に行ってきた手羽です。2話に分けてレポートさせてもらいます。 タイトルどおり、目的地は清里。 と言っても、今の学生さんは「清里」と聞いてもピーンと来ないかもしれません(笑) 全くわからない人はお父さんかお母さんに聞いてください。 きっと、「ああ。彼女と食べたソフトクリームがおいしかったなあ・・」と遠い目をすることでしょう。 清里高原は標高1200mのところにあり、「高所」「気象変化が激しい」「平坦な場所が少ない」「急坂が多い」という環境のため、米作に適さない土地で、もともとは荒野だったそうです。 そこに東京大震災復興ボランティアとして来日したポール・ラッシュさんが訪れ、日本人が知らなかった標高が高く、寒い地域に適した酪農の方法を伝授したり、レタスなどの高原野菜の栽培支援をしたため、ポールさんはその後「清里開拓の父」と呼ばれることに
プロジェクションマッピングは果たして本当に「オワコン」か? 学生たちに、大きな大きなプロジェクションマッピングの舞台が解放された、3月の夜。ライターの塩谷舞(しおたん)が、その夜の様子を、お届けします。 「安全を考慮し、本日最後の公演は中止とさせていただきます」という報せに、どれだけの人が、心の底からがっかりしたのでしょう。それは2012年の秋。東京駅での出来事でした。 そのイベントは「幻のプロジェクションマッピング」として伝説を残し、YouTube上の動画は今もただひたすらに再生回数を伸ばし続けています。 “プロジェクションマッピング”という手法自体はもっと昔からあったけれども、多くの日本国民がその魔力を目の当たりにしたのは、きっとこの夜。そこに存在するすべての輪郭、窓、時計、そして様々な歴史を含んだ”東京駅の駅舎”というその存在そのものが、プロジェクションマッピングという魔法で最高にフ
【緊急告知】ラウンジを閉じることになりました 昨日はFacbookが「無事に卒業しました」コメントで埋め尽くされて悲しい手羽です。手羽はいつ卒業できるんだろ。この支配された世界から(中2病) 2013年に武蔵野市中央地区商店連合会とムサビ生が連携し、「アートと交流」をテーマにした商店街活性化拠点「緑町むチューラウンジ」 を緑町一番街内の空き店舗に作ったんです。 連合会の公式キャラクターが「むチュー」なので、学生のグループ名は「MAUちゅー(まうちゅー)」。 2015年から運営ポリシーをリニューアルし、NPO法人エコロジー・アーキスケープ(EAS)さんに運営を委任して、MAUちゅー、緑町一番街、地域で活動するNPO法人ペピータさん、NPO法人ぐーぐーらいぶさん達と「緑町むチューラウンジ運営委員会」を発足させ、アートの展示、地域資源を活かしたイベントなんかをやってきました。 「きっと運営は大変
PARTNERは、美大生とその卒業生のための、アート・デザイン・ものづくり・展覧会・映像・DIY・ハンドメイド・ファッション・イラスト・漫画など、クリエイティブにまつわるARTSYな情報が集まるメディアです。クリエイティブに関わる人に役立つ情報を、全国・世界中のライターとともに発信しています。
すべて入館無料! 美大生におすすめするイギリスの美術館7選 ロンドンの魅力のひとつとして外せないのが「美術館」。 圧倒的な点数の多さもさることながら、なんとほとんどの美術館が無料で開放されており、有名な絵画や彫刻作品、遺跡をはじめとするたくさんの美術品が無料で鑑賞できるのです。 そのような環境で育ったイギリスの人々は小さい頃からアートと関わる機会を多く持ち、またアートに関する関心もとても高いように感じます。そんなイギリスから美大生におすすめする美術館7選を紹介。 イギリス人とアート 部屋に飾られた絵画から街じゅうで見つけることができるギャラリーやアート。イギリスでは日常生活の中でアートに親しむ文化が根づいているように感じます。身近なところで言えばイギリスのコイン(小銭)。実はジグソーパズルのようになっていて、6種類のコインを並べると盾が浮かび上がるという遊び心のあるデザインが取り入れられて
スウェーデンのメディアを騒がせた卒業制作:アンナ・オデルが起こした「事件」 日本では、今まさに卒業制作展のシーズンですね。スウェーデンでの卒業制作展は5月中旬から6月初旬に行われるため、ちょうど今頃から学生が制作に取りかかります。 ちょうど7年前の今時分、一人の学生が卒業制作の作品のために行った「パフォーマンス」が問題になり、メディアから強い批判を浴び、世間から注目を集めました。 その学生の名はアンナ・オデル。スウェーデン人アーティスト、映画監督。「アンナ・オデルを知らないスウェーデン人はいない」といっても過言ではないほど、世の中を騒がせた人物です。 当時、彼女と同じ大学で勉強していた私は、一人のアーティストの、それも無名の学生がもたらした社会的インパクトに大変驚愕したのを覚えています。今回は、その彼女の「問題作品」について紹介します。 精神疾患者を演じた「パフォーマンス」 2009年1月
次世代の手塚治虫を育てる。DeNA出身のスタートアップが、動画サービスで新たなクリエイター育成環境を築く ご存知の通り、クリエイターとして働くスキルを身につけるため、私立の美術大学に通うとするとおおよそ1000万ほどの学費がかかる。それは決して安い額とは言えない。作る仕事に就きたいと望む若者が多くても、学費が高額なことや、地方で生まれ育ち学ぶ環境が身近にないことから、能力を伸ばすことができず、夢を諦めざるを得ない状況が起こっている。 そんな中、クリエイターの教育環境を改善し、一人でも多くの若者が活躍できる環境を築こうとしているのが、DeNAで3年間ウェブサービスに携わり起業した、SUPERFLAT Inc. 代表取締役の伊藤貴広氏だ。なぜ、伊藤氏はクリエイター支援のためにスタートアップしたのか、伊藤氏の原体験から生まれた熱い思いと、SUPERFLATの活動を通して築きたい、クリエイターが活
クズ美大生が10か月間ビジネスに浸ったら結論から言える系美大生になった話 結論から言うとこんにちは!!!京都のITベンチャー株式会社インデンの長期インターンシップ生&成安造形大学の横井優子と申します。今回は私が「結論から言えるスゲェ大学生」になるためにインデンで武者修行している模様の一部をレポートします! クズ美大生がインターンシップ。。。? インデンの長期インターンシップに応募したのは3回生の12月。就職活動が目前に迫るなか、アメトーークを見ながらゲラゲラ笑ってる際に、突然神のお告げを受けたのです。 「優子…聞こえますか……このままじゃ…あなたなんて雇ってくれる企業……ありませんよ」 それは、頭に雷が直撃するほどの衝撃でした。 そう、結論から言えば私はクズ美大生。卒業できるレベルに単位取得してはいるけど、休日はもっぱらMacでYouTubeを見る輩。Illustratorを開くことなんて
美大生の海外留学何がいいの? イギリスで得たもの、失ったもの 東京のデザイン事務所で働く前の2010年から2年間、イギリスの美大で写真を勉強していました。日本の美大を離れて、馴染みのない国での制作活動。受けた影響も大きく、貴重な経験だった一方で、帰国してから苦労したこともありました。留学中とその後の体験談をお伝えしたいと思います。 もともと英語が得意だったわけでもなく、美術をはじめたころは留学とは縁のないものと思っていました。しかし日本の美大で、短期間で完成させる制作をこなすうちに、育った環境を離れて、一度しっかり時間をかけて自主制作をしたいと思うようになりました。 また、様々なものを見てアートディレクションの引き出しを増やしたい、そのために語学も身に付けたい、そして写真のことをもっと学びたいと考えていました。それらを一度に達成するための選択肢が、交換留学でした。 在籍していた東京藝大の交
ドイツの美大生たちが歴史的建造物でシェアハウス、話題のHaus/Galerie 44とは (前編) ドイツの南西、スイスにも程近いシュツットガルトで今、美大生・アーティストが中心となって新しい動きをみせています。 この街はメルセデス・ベンツやポルシェといった世界的企業、国際的知名度を誇るオーケストラやバレエ団、肥沃なワイン農園を抱えた閑静な保養地として知られる一方、若いアーティストや美大生には閉鎖的・保守的だと呟かれることも。 都市機能の充実とそこに暮らす若いアーティスト達が感じる窮屈さというのは、大規模な都市開発を経た街にの抱える世界共通のジレンマなのかもしれません。自分が暮らす街の空気に対して、アーティストはどう意識し行動するべきなのでしょうか。 シュツットガルトに現在進行形で起こっているムーブメントを2回に分けてお伝えします。 ドイツの都市の多様さとアーティストの関係 筆者は大学院在
私の場合は、日本で学生だった頃、日本で「アート」と呼ばれているものに違和感を感じ、海外での「ART」との大きな違いに興味を持ったことが留学を考えるキッカケでした。そして、日本ではなく海外で今後もずっと長く制作を続けて行くために、現地で評価される力を身につけようと思い、留学を決意しました。 この5年、学生の間に卒業後このままドイツで活動を続けていけるような地盤を作るために、制作も展示の機会もできる限り積極的に取り組んできました。その活動の中で感じたことを今回はみなさんと考えられたらいいなと思います。 ドイツの美大と、日本の美大のちがい 現在私は、ドイツのBurg Giebichenstein Art Universityで絵画とテキスタイルアートを勉強しながら、作家として活動をしています。現在は契約ギャラリーに所属し、国内外のアートフェア、展示会に参加しています。
「挑戦しないと文化は死んでしまう」NYで活躍する日本人、川村真司の強い執着 世界で勝負しているクリエーターの声を届けたい。じゃあこの人にお願いするしかない!そんなオファーを二つ返事で引き受けていただき、深夜0時の東京から早朝のNYにSkypeを繋いだ。取材時間は90分、たちまち私のメモはいっぱいになった。ピリピリするようなモノづくりへの執着心、必読です! 川村真司(Masashi Kawamura) クリエイティブ・ラボPARTYクリエイティブディレクター/共同創設者。数々のブランドのグローバルキャンペーンを始め、プロダクト、テレビ番組開発、ミュージックビデオの演出など活動は多岐に渡る。カンヌ広告祭をはじめ数々の賞を受賞し、アメリカの雑誌Creativityの「世界のクリエイター50人」やFast Company「ビジネス界で最もクリエイティブな100人」、AERA「日本を突破する100人
否定も、悲観も、熱弁もしない。日本メディアアートシーンを牽引する、真鍋大度とは? 「今、インタラクティブな映像シーンは若い子に人気だよ。ライゾマティクスの影響だね」そんな言葉を、著名なグラフィックデザイナーから聞いた。「若い人材が流れちゃってね」と、ため息半分に。「そんなことはないですよ」と言いながら、確かに「憧れはライゾマティクスです」という20代クリエイターからの声を、本当によく耳にする。そんな憧れの場所にいるクリエイターは、これまで一体どんな経験をして、今そこにいるのだろう? あなたは「真鍋大度」を知っているかー? 「Perfumeをデジタライズしたクリエイター」であり「文化庁メディア芸術祭の常連受賞者」。 エンターテインメントの現場も、国家をあげての文化プロジェクトも、その才能と技術を求める。ここ数年追い風を受けまくってぐんぐんと形成されていく日本のメディアアートシーンを、彼なしに
もうバズらせることに疲れたよ。ネットの消化・消耗文化にガチで勝負いたします。 インターネットで日々生み出される記事、イラスト、漫画、動画……。バズらせるために、試行錯誤するクリエーター。そこで誕生した作品の寿命は、どれくらい? 毎日大量にコンテンツを生み出す塩谷舞がその無情さを嘆きつつ、それでも未来に残る作品のことを考えます。 「ねぇこれ、バズらせてよ!」 と最近、1週間に何回言われるかわかりません。「この企画をバズらせたい」「このイベントをバズらせてほしい」いや、ありがたい。ありがたいことなんです!精一杯がんばりたい。でも、全盛期のイチローでも3割7部8厘、10回打席に出たら、6、7回は外すんです。 全部が全部、ヒットすると思ったら大間違いでして……。 と、突然脈絡もなく悩みごとをぶつけてすみません……。私の名前は塩谷舞です。小学校時代からインターネットにハマり、ネット歴はもう17年、ま
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