トレンダーズが運営するトレンド総研は3月29日、20代~40代の男女を対象にした「ネットオークションに関する意識・実態調査」(調査期間:3月11日~13日)を実施し、その結果を発表した。
まず20代~40代の男女3000人にネットオークションの利用経験を聞いたところ、「入札・落札したことがある」が57%、「出品したことがある」は36%だった。
次に「ネットオークションのサイトを見たことがある」と答えた人の中から、ランダムで選出した男女500人を対象に「今までに、ネットオークションで価格以上に満足するものを落札できたことはあるか?」と聞いたところ、78%が「ある」と答えた。「スマートフォンでのネットオークション利用」は、50%が「利用経験がある」と回答した。
ITビジネスアナリストの大元 隆志氏は、オークションという概念も徐々に変化していると解説。今後は一人暮らしの高齢者の自宅の電球を交換するなど、必要としている人のもとに訪れ、自身の「スキル」や「ノウハウ」を提供することが、ネットオークションでやり取りされるようになり始める、とした。