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Linuxのハイバネーションは安定してきた

Linux環境におけるハイバネーションの安定度について書いとく。

自分の環境はThinkpad x60 + Ubuntu 7.10(Gutsy Gibbon)。この組み合わせにおいてはハイバネーションについては問題なく動く。安定してる。まだ1.5週間くらいの実績だけど電源を落とすときはシャットダウンではなくてハイバネートしてる。ハイバネート状態から復帰するタイミングで固まったりすることは今のところ起こってない。

Linuxでもハイバネが上手い具合に動く時代になったんだなぁ。すばらしぃ。因みにハイバネのために何か設定する必要はないよ、Ubuntuならデフォ。

ハイバネーションについては問題ない。でもね、電源を付けた状態で(長時間放置等して)ディスプレイの電源が一度切れると、そこから何をしてもディスプレイの電源がON状態にならない(今のところディスプレイをONにする方法が分からない)。システムは動いてるんだけどディプレイは黒のままという現象が起こります。

スタンバイは(ハイバネ使うようになって)最近使わなくなったので、安定してるかどうかは分かりません。

ウィンドウ切り替えはワークスペース切り替えベースで

ウィンドウ切り替えは一つのワークスペース(デスクトップ)上で行うのが普通だと思う。WindowsはAlt+Tabで各ウィンドウを切り替える人がほとんどだと思う。仮想デスクトップ環境を使っていないかぎりにおいては。

Linuxはその点デフォで複数のワークスペースを持つことができるようになってる。最近まではこんなにワークスペースがあってもどうやって分けて使えばいいんだ?と思ってた。一つのデスクトップ上で作業するのに慣れきってしまっていたから。

でも、Ubuntuを使いはじめてからちょっとずつ見方が変わってきた。複数のワークスペースは非常に有用だと。今更ながら。。。

開発をしていると色んなアプリケーションを起動してウィンドウがいっぱいになってしまうことがある。ブラウザ、メーラ、Emacs、Eclipse、ターミナル、VirtualBox上のWindows2000、たまにOpenOffice.orgの各アプリ。挙げてみるとかなり多い。ウィンドウが多くなってくると、ウィンドウの切り替えが大変になってくる。一つのワークスペースで作業してると沢山のウィンドウの中から目的のウィンドウを探さないといけない。これってかなり非効率。切り替えコストって結構高い気がする。

ここで仮想デスクトップの出番。

ワークスペース毎に、ブラウジング、開発環境、その他...と用途に併せて分割することができる。そうすると一つのワークスペースに存在するウィンドウの数が減るからウィンドウの切り替えが楽になる。ワークスペースで分けてるとウィンドウの重なりではなく、それぞれのワークスペースの位置関係で把握できるので人の頭も目的のウィンドウがどこのワークスペースにあるのか覚えやすくなる。

いっそのことAlt+Tabによるウィンドウ切り替えをやめて、ワークスペースの数を16個くらいにしてそれぞれのワークスペースに一つずつウィンドウを配置するとかした方が実は人間に優しいような気がしてる。やっぱり重なりよりもマップとして位置関係で把握できるほうがはるかに覚えやすい。16個はちょっと多いかもしれないけど...因みに今自分はワークスペースを6個にして使ってます。

ワークスペースに対するウィンドウの配置の仕方はこんな感じです。

1 2 3
1 ブラウザ、メーラ Emacs、ターミナル 仮想環境(Win2000 on VirtualBox)
2 OpenOffice系 Eclipse(Java) Eclipse(Flex)

今まではウィンドウの重なりで管理することが当り前だったけど、それが全てではない、もっと良いウィンドウの管理方法があると感じます。ワークスペースによる管理よりももっと良いものがあるかもしれないし。でも今はワークスペースベースによる上のようなウィンドウの分け方で良い感じです。

あとは、ウィンドウマネージャにCompizFusionかBeryl(もうサポートされないのでCompizにしておいた方がいい)をいれれば今のところは完璧。CompizFusionとかはエフェクトや3Dに目が行きがちだけど、前から書いてるけど実用的な機能が色々とあります。ウィンドウ切り替えのためのプラグインも複数あります。ウィンドウ切り替えのプラグインは非常に便利。使いやすいようにショートカットキーの設定をすれば凄く快適になります。

ワークスペースの切り替えのキーバインド(vimっぽく)

  • <Ctrl><Alt>h : 左のワークスペースへ移動
  • <Ctrl><Alt>j : 下のワークスペースへ移動
  • <Ctrl><Alt>k : 上のワークスペースへ移動
  • <Ctrl><Alt>l : 右のワークスペースへ移動

ウィンドウ切り替えのキーバインド

  • <Alt>Tab : 今いるワークスペース内で切り替え
  • <Ctrl><Alt>Tab : 全てのワークスペースで切り替え
  • <Alt>; : 今いるワークスペース内で切り替え(リングインタフェース)
  • <Alt>: : 今いるワークスペース内で切り替え(リングインタフェース)、逆回り
  • <Ctrl><Alt>; : 全てのワークスペースで切り替え(リングインタフェース)
  • <Ctrl><Alt>: : 全てのワークスペースで切り替え(リングインタフェース)、逆回り
  • F9 : 今いるワークスペース内でエクスポーゼ
  • F8 : 全てのワークスペースでエクスポーゼ

切り替えのインタフェースを選べるのでこれはWindowsに対して良いアドバンテージではないかなぁと思います。Vista君のエアロ使った無駄な3Dは綺麗かもしれないけど、Super+Tabによるウィンドウ切り替えのインタフェースとしては最悪だと思う。あれはヒドい。無駄にスペック食うし悪だねw あれじゃぁSuper+Tabじゃなくて普通にAlt+Tabで切り替えるでしょ。ほんとヒドい。

Linuxのデスクトップ事情は飛躍的に伸びてると感じる今日この頃です。いじょ。

Linux+Windows - Linuxベースの理想的な開発環境

「開発環境」をテーマにぐだぐだと書きます。

「理想的な開発環境ってどういうものだろう」といつもというかたまーに考えていました。元はWindows使いなんですが開発環境としてプラットフォームを考えた時に、Linuxというのは大きな存在でした。最近「WindowsのOS上にLinux系のOSを(仮想的に)立ち上げて開発を行う」というのが広まってきていると思いますが、僕も以前はそれと同じ構成で開発環境を整えていました。

Windows+coLinux

WEB+DB Vol40[定番]Linux開発環境という特集が組まれていますが、まさにこの記事と同じ環境を用意して開発していました(windows+colinux+screen+zsh、記事と同じなのはcoLinuxを調べていたときにはてなのnaoyaさんとかSixApartのmiyagawaさんとかのブログで情報を仕入れてたから)。ホストOSとしてWindowsを使うのは選択肢として正直硬いです。WEBアプリケーションの開発をしていると各ブラウザで動作検証しないといけないと思いますが、Linuxだけ使っていたらIEでテストできないですからねw 今となってはwindowsに固執するのはそれぐらいだと思ってます(ハードウェアの問題はあるけど)。

今はメインマシンをLinux(ubuntu)にしてますが、やっぱり一番痛いのは「IEが使えない」こと(ubuntu linuxでIE6を使うで言及しました)。でもie4linuxの場合、javascript関係で結構頻繁に落ちるんですよね。痛い。。。ちょっと神経使いながら使用しないといけない(じゃないと落ちる)のでちょっと非効率です。落ちるたんびにイライラするしw Linuxをメインマシンにするとそんな所にジレンマを感じます。

でもやっぱりLinuxの方がいいんですよね。エディタはEmacsを使うし、ターミナルはコマンドプロンプトのようにショボくないし、あとやっぱりパッケージマネージャ(APT)を使えること。$ sudo apt-get install でインストールするソフトウェアを管理できるのは楽ですよ。パッケージの新しいバージョンがあったらそのことを通知してくれるのも嬉しい。こっちのオペレーションはその更新パッケージを適用するだけで良いから。windowsだとソフトウェアのインストールにしてもサイトに出向いてソフトウェアをダウンロードしないといけない。これは正直しんどい。

と、ぐだらぐだらと書いてますけど、結局のところLinux+Windowsな環境が用意できればいいんですよ、僕は。Windows+LinuxじゃなくてLinux+Windows。Linuxありきの環境がいい。だってWindowsのOS上にわざわざLinuxを立ち上げてるんだからLinuxでいいやん。必要に応じてWindowsを立ち上げられる方が嬉しい。そう思う。

こんなことを言えるのは、Linuxのデスクトップ環境がかなり進歩したからだと思います。Ubuntuに移住しようと思ったときはメインマシンにする気は正直あんまりなかった。けど、実際にUbuntuを使ってみたら自分の思うように使えた。3DデスクトップのBerylも手伝ってメインマシンにしても全然違和感のない環境を作ることができた。Berylは単に派手なだけじゃない、実用的な機能もありますよ。だから僕はメインマシンとしてUbuntuを使いはじめた。Linuxはまだユーザを選ぶOSだと思いますが、ソフトウェア開発者にとってはLinuxという環境はいいんじゃないかぁ。

Linux+Windows

これが現時点での僕の解です。

今後の開発環境動向に注目。

追記(2007/9/6 12:42:39 JST)

MS Officeのことを忘れてました。WordはいいとしてもExcelを触れないと仕事上きついです。Excelに関してはOpenOpece.orgのCalcがかなり互換性高いんですが、印刷を考えるとちょっとなぁと思うところがあります。微妙にセルの高さや幅が違ってしまうのも欠点。Javaのライブラリ(POI)から読むときにオブジェクトの持ち方が違って落ちたりというのもある。Linux上のWindowsでExcelとか起動できたら申し分なしですね。

Linuxでh2databaseを起動する

メモ書き - ubuntuでh2databaseのサーバプロセスを開始するシェルスクリプト

h2databaseはDBサーバ起動用.batファイル(Win用)を配布zipに含めてるけど、.shファイルを含めてない。なので.batファイルをコピーして適当に変更して利用する。

#!/bin/sh
java -cp h2.jar:$H2DRIVERS:$CLASSPATH org.h2.tools.Console

ubuntu linuxでIE6を使う

IEを捨てられない理由の一つにWEBアプリケーションの動作確認があります。ブラウザを用いたアプリケーションを開発する以上、IEを無視することはできません。IEでの動作確認はUbuntuに引っ越してきてから不便だったことの一つです。

しかし最近、Linux上で動くIE6, 5.5, 5があることを知りました。Wine上で動きます。直接日本語入力できない(別のテキストエディタで入力したものをコピペしなければならない)等、微妙な点はありますが、IE上でJavascriptの動作確認をする分には「まぁ使えるかな」という感じです。

IEs4Linux

IEs4Linux is the simpler way to have Microsoft Internet Explorer running on Linux (or any OS running Wine).

No clicks needed. No boring setup processes. No Wine complications. Just one easy script and you'll get three IE versions to test your Sites. And it's free and open source.

Linuxの各ディストリビューション毎にインストール手順のページが用意されているので、手順の通りにインストール作業を行えば問題なく使えるようになります。

インストール自体はターミナルの中でするのですが特に難しいことはありません。必要なパッケージ(wine, cabextract)を先にインストールして、wget等でIEs4linuxをダウンロードします。ダウンロードしたファイルを解凍して、中の ies4linux のインストールスクリプトを実行すると日本語で質問をいくつかされるので適当に答えます。全部Enterでも大丈夫だと思います。

インストールが正常に終了すると以下のコマンドが使えるようになります。
  • ie6
  • ie55
  • ie5
それぞれIEのバージョンに対応しています。

補足: 三井ダイレクトの見積申込ページはIE専用ですが(最悪)、IEs4Linuxで動きました。どうやらOSは見ていないようですw

ubuntu(linux)上のemacsで綺麗なフォントが使いたい

お気に入りのテキストエディタはemacsです。これがないと暮らしていけません。windowsの時はMeadowを使っていた時もありますが、起動が遅くて嫌になったので xkeymacs + 任意のテキストエディタ で凌いでいました。しかし、emacsの本家Linuxに移住してきたのですからemacsを使わない訳にはいきません(Linuxではxkeymacsのような物凄く便利なソフトウェアを知らないし)。

そこでインストールしようと早速 apt-get install emacs しました。っがしかし、フォントが汚いので「なんか使う気がおきん!」。そこで色々とGoogleで検索して探してました。「Linux上のemacsでアンチエイリアスかけられないのかな」と。

探しているとやっぱりありました。emacsのリポジトリ上の特定のブランチだとアンチエイリアスを掛けるビルドオプションがあるらしいと。早速やってみたところ、(emacsのビルドにかなり時間がかかりましたが)アンチエイリアスの掛かるemacsが手に入りました。

がしかし、世には親切な人がいます。アンチエイリアスをオプションに指定してビルドしたemacsをubuntuパッケージにして配布してる人がいました。ubuntu上で動くバイナリがあるのに一々自分でビルドするなんて時間の無駄です。自分は既にビルドしてしまっていたので、時間の無駄もくそもありませんが、自分でビルドしたものを削除して以下のサイトの通りにインストール作業をしなおしました(emacsのバージョンが上がったら自動で取ってこれるようになるので。aptすばらしい)。

Pretty Emacs
Emacs is my editor of choice. In fact, I should say it’s my framework of choice, but that’s for another post. Until recently, I disliked the poor font backend of Emacs. So, I was always using Emacs within a terminal window to get a decent looking interface.

一応、自分の備忘録として残しておきます。

  • /etc/apt/sources.listに以下を追加する
deb http://debs.peadrop.com edgy backports
deb-src http://debs.peadrop.com edgy backports
  • aptにGnuPG Keyを認識させる
wget --quiet http://debs.peadrop.com/DD385D79.gpg
sudo apt-key add DD385D79.gpg
  • 上の二つの作業をした上で以下のコマンドを叩く
sudo aptitude update
sudo aptitude install emacs-snapshot-gtk emacs-snapshot-el

これでひとまずemacsとemacsclientが使えるようになる。でここからフォントの設定をする。

  • ~/.Xresourcesに使いたいフォント名を指定する。僕は次のように記述しています。
Emacs.FontBackend: xft
Emacs.font: Bitstream Vera Sans Mono-8
  • 次に.Xresourcesで設定した内容をXサーバのリソースデータベースにマージしてあげる
xrdb -merge ~/.Xresources

ここで -merge を指定し忘れるとよろしくないことが起こるので気を付けて下さい。といっても再起動すれば直りましたが。

これでアンチエイリアスの効くemacsが手に入ります。MacOSXのCarbon Emacsには遠く及びませんが、Linux上のemacsである程度綺麗なフォントを使用することができます。

因みに、上記の作業でemacsをインストールするとCarbon Emacsのような(というか同じ?)アイコンがタイトルバーに付きます。これも中々良い感じですw

ubuntu on x60 のメモリを2GBにした

ubuntuが乗っているx60マシンのメモリを増やしました。使用したメモリはDDR2 SO-DIMM PC2-5300 ADATA 1GB。正直、メモリ挿入に苦戦しました。中々はまらないし、基盤を痛めてしまいそうで怖かった。

メモリ取り付けも無事に終了し、電源を入れたらメモリもきちんと認識してくれたようです。

ubuntu環境をx40からx60にスイッチしてからはすっかりubuntuで生活してます。x40でちょっとモッサリしていた部分もx60では感じなくて、すごく快適に使えています。ただ、まだプロジェクタを使えていないというのが痛い。厳密に言うと使えるのだけど、設定が面倒臭いのでまだ「気軽にプロジェクタへの出力を制御できる」レベルにまでは行っていないという意味で「使えない」としておきます。ボタン一つでプロジェクタへ出力できるようになれば言うことなしなんですがね〜。

もう、「windowsってなんですか?」という感じですが、といっても開発&テスト環境としてwindowsは絶対に捨てられないので、開発環境を整えてある2.5HDDは残してありますよ。。。持っておかないといけないので、ただWindows使うためにHDDを取り換えるのは正直しんどいなぁと思うようになってしまったので、x40にwindowsをインストールしなおした方が良いなと考えてます。はやくやらないと。

VMWareという手もあるか。でもOSが無い。windows2000が欲しいな。

USB CDROMからubuntuをインストールする

x60にLinuxをインストール中です。

x40の時はウルトラベースを買っていたのでCDROMブートは問題なく行えました。しかし、x60はウルトラベースを購入しなかった(あまり必要性を感じなかった)ので、最近購入したBUFFALOのDVM-RXG18U2というCDもDVDもなんでもかんでも読み書きできる機種を使用しました。このドライブはUSB接続で使用します。

ubuntuのインストール用isoイメージの入ったCD-ROMをドライブに入れていざ起動。ubuntuのメニュー画面が表示されます。いい感じ。

インストールをしばらく続けるとCD-ROMドライブの検索に入りましたが、ここでNG。ドライブが見つからないらしい。ガーンと思いつつ色々試してみるもドライブは認識されないのでコマンドラインシェルを起動して以下のコマンドを叩いてみました。

# cd /dev
 #ls | grep cd

grepでなにやら scd0 というデバイスが引っかかったので「こいつだ」と思い、シェルを抜けてデバイスのマニュアル指定画面で

/dev/scd0
と入力してEnterキーを押したところビンゴ!ドライブが唸りを上げながら読み込みをはじめました。

まずは一つクリアということで。

ubuntu上の生活

今週から試験的にubuntu上で生活しています。仕事をするにもubuntuを使い、実用に耐え得るのかどうかをテストしてます。因みに今のところ、かなり好印象です。ソフトウェアのインストールは大概 apt-get install で済んでしまうので一々サイトに行ってパッケージをダウンロードしなくて良いので楽です。

WindowsXPの入っているx60はちょっとお休み中です。が、x60がもったいないのでこちらにubuntuを移行しようかなと考え中。多分します。まずはHDDを買わないと。あとついでにメモリも。

先日、berylを遊び半分で入れましたがこれがかなり良いです。これ、見かけ倒しではないです。派手なエフェクトやらウィンドウがグルグル回るとかいった派手で凄そうな映像がYouTubeでいくつも見つけることができますが、これは単に派手でカッコイイだけじゃなくて実用的でもあります。ubuntuインストールしただけだと、「Windowsの方が便利かも」と思いましたが、berylを入れると俄然こちらから離れられなくなります。

エフェクトはあんまり実用性高くないけど、ウィンドウの切り替えがかなり便利です。マックっぽいウィンドウ切り替えができたり、C-M-RightAllowで次の仮想デスクトップ(単にデスクトップが横長になっているだけのようなので仮想デスクトップとは呼ばない気がしますがよくわからないこう呼んどく)に切り替えたりできます。C-M-Tabでまた別の切り替え方ができたりと、表示したいウィンドウを特定する手段がいくつもあるのでWindowsよりも便利に感じます(VistaのWin+Tabはかなり微妙だと思うし。あれって見ためカッコイイだけな気する)。

これなら、マカーにもちょっと自慢できるかもw

ただし、berylの標準設定をそのまま使っているとかなりウルサいと感じると思います。僕が特に気になったのはemacsでscim-skkを使っている時でした。漢字の変換時にこんな小さなウィンドウ(何というか忘れた)が出てきますが、この小さなウィンドウが表示される度にフェードエフェクトが書かるのでスムースな日本語入力ができませんと。入力が速すぎるとウィンドウの生成と消滅が追い付かubuntu, なくなってしまうというよろしくない自体が...結果、入力したはずの文字が入力されなかったりと、かなりイライラしました。

このエフェクトを調整するためにはberylの設定マネージャを使用します。かなり細かく設定をいじることができます。メニューから「視覚効果」「アニメーション」を辿ります。これでアニメーションの設定画面が出るので「生成」と「閉じる」のタブを調整します。いっそのことウィンドウの生成と閉じる(消滅)はアニメーションを切ってしまっても良かったのですが、ちょっともったいない気持ちがしたのでw 特定のウィンドウタイプだけアニメーションしないように設定しました。ウィンドウタイプ毎に適用を設定するには「ウィンドウタイプ」の中から、アニメーションしたいものだけチェックを入れればそれだけで設定は完了です。僕は「不明」ウィンドウのチェックをはずしました。

これでemacs+scim-skkの変換時ウィンドウはアニメーションされなくなります。他にも細かく設定を変更できるので暇な時に色々と試してみるのが吉かと。

蛇足ですが、マックに劣るのはフォントの綺麗さかなぁ。本当に綺麗だもんなぁ。あれは羨しい。 因みに、今は IPAと、M+の合成フォントをインストールして使っています。これはデフォルトで入っているフォントよりも大分良いのでそれなりに満足です。ヒラギノフォントは綺麗だと思いますが高すぎ!

berylをインストール

ubuntu(feisty)にberylをインストールしてみました。やっぱりリソースは結構食うけどx40でも十分動く。軽快に動くけど、メモリは1.5〜2.0GBあった方が良いなぁと感じます。以下インストール手順です。 /etc/apt/source.listに以下の行を追加する

deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ edgy universe multiverse
deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ edgy universe multiverse
deb http://security.ubuntu.com/ubuntu edgy-security universe multiverse
deb-src http://security.ubuntu.com/ubuntu edgy-security universe multiverse
deb http://ubuntu.beryl-project.org edgy main
gpgキーを登録する(警告メッセージが気になるので一応)
$ wget http://ubuntu.beryl-project.org/root@lupine.me.uk.gpg
$ sudo apt-key add root@lupine.me.uk.gpg
apt-get installで必要なパッケージを入れる
$ sudo apt-get install beryl emerald-themes beryl-manager
berylを入れると beryl-manager コマンドが使えるようになると思っていたんだけど、どうもそうではないみたいです。beryl-managerコマンドが入らないなぁと思いつつ、コマンド名でパッケージ検索すればあるんじゃないの?というノリで apt-cache search してみました。そのものずばりなパッケージがあったので install したところ、無事にberylのインストール完了! 早速起動してみます。
$ beryl-manager &
キタ!って感じでウィンドウを動かすとウニョウニョ動きますw 「なんだこれは」と。キューブもグルグル回るしすごいことになってます。F8押すとマックっぽくウィンドウ選択できます。これは便利!エフェクトがウルサいと感じた部分は設定を変更したので、これでしばらく様子をみようかなと思いつつ使ってみることにします。

x40にLinuxをインストール

x40のWindows&coLinux環境をx60機へ移行した。やっぱり移行は大変。普段から日本語入力にはskkimeを使っているけどskkimeのバイナリを配布しているサイトに繋がらなくなっていて(汗。幸いskkimeのzipファイルが残っていたのでセーフ。

でもなんかskkimeがあまり良くない感じです...日本語入力しているとMS-IMEに戻っちゃうときがあるし、カタカナ入力している時もかな入力になっちゃう時がある。凄くイライラする。ちょっと悩み中

もう一つ、

x60への移行は完了してx40がwindows機である必要はなくなったので、Linux機にしようと思いxubuntuを入れた。インストールは問題なく終了して普通に使えたけど、すぐにアンインストール。coLinux上ではdebianを使っているからかもしれないんだけど何か違和感があった、というのが主な理由。というかけで結局x40にもdebianを入れることになった。 xfce版をダウンロードしてきて、cd manipulatorでisoイメージを焼いて、インストールして問題なく終了。「debianのインストールってこんなに簡単だったっけ?」と疑問に思うくらいあっさり終了してしまった。インストール後はとりあえず以下だけしておいた。

インストール

$ su
# apt-get update
# apt-get upgrade
# apt-get install emacs
# apt-get install skksearch
# apt-get install skkdic-cdb
# apt-get install skkdic-extra

/etc/skksearch.confのコメントを削除

# type:file
cdb:/usr/share/skk/SKK-JISYO.cdb
#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO
#skkdic-extra
plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.JIS2
plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.JIS3_4
plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.assoc

#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.china_taiwan<
#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.fullname
#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.geo
#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.hukugougo
#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.itaiji
#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.itaiji.JIS3_4
#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.jinmei
plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.law
plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.mazegaki
#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.noregist
#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.not_wrong
#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.notes
plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.okinawa
plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.propernoun
plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.pubdic+
#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.requested
#plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.station
plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.zipcode
plain:/usr/share/skk/SKK-JISYO.office.zipcode

~/.xsession /etc/xdg/xfce4/xinitrc を修正

#!/bin/sh
XMODIFIERS=@im=skkinput
export XMODIFIERS
skkinput &

とりあえずemacsとskkのインストールだけして終了。.emacsを編集したりとやることはまだあるなぁといった感じです。因みにこのポストはdebian機から。

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