- 116
- 保存
・ひとことで言うと、鍋で少しレモンキャラメルを作り、その上に生のりんごを並べ、砂糖とシナモンを振ってドウをかぶせて200度で焼いたものです。
さて、ボーイズの反省会です。べベールの大伯父さんが名誉顧問として招待されました。
(1)次回はレシピ通り20分をめどに焼く。ままがもう少しといって30分焼いたせいか?りんごが少し煮くずれた(写真は真ん中の白っぽいところ以外はレシピの写真とよく似ていてうれしかったが)。
(2)次回はゴールデンデリシャスりんご、ふじ、ハニークリスプなどを使用する。米国ではベーキングには伝統的にグラニースミスりんごが人気なので、当然のようにそれを使った。しかしこの品種はタルト・タタンでは煮くずれると他のフランス人レシピブロガーも言っていた。
(3)ままは、べベールの大伯父さんに初めてのレシピはアルモンデで作るものではないときつくおこられた。ドウ250gのところ、ままは横着をして残りものの冷凍パイシート180gで作った。そしたらクラストが湿っぽくなりすぎてしまったのだ。出来立ての時は文句なしにおいしかったが。
(4)次回は四つ切りりんごでなく、べベールの大伯父さんのアドバイスに従って各四つ切りを3枚ずつのスライスにして使う。
(5)べベールの大伯父さんは、りんごにシナモンを加えるなんてアメリカ人向けでとんでもないという。これはフランス料理であって、りんごとキャラメルだけの香りのハーモニーを楽しむものだそうだ。それから、だからこそドウの下の砂糖も不要だそうです。
******************************************************************************************
べベールの大伯父さんはシェフ・シモンのレシピブログがお気に入りだが、このレシピには随分不満があるようだった。手を加え過ぎていると。
でも、ままが探したうちではこれが一番シンプルだったので、良い勉強ではあった。他のレシピと大きく違っていて、最初心配だったのだ。特に、りんごにキャラメルを絡めて蒸し煮にする工程がないこと。従って所要時間も半分(1時間)。
でも、調べてみて、タルト・タタンにはいろいろなタイプがあると知った。上をつやつやした美しいカラメルで覆ったものから、カラメルをそれほど使わないもの、そして少量のカラメルを完全に生のりんごに吸い込ませてしまうものまで。
このレシピは最後のタイプで、おそらくステファニー・タタンが作った原型に近い。家庭的でおいしく、初心者(まま)ですらなんとかなった一方、つややいろどりなどの美しさはなく、店で売るものではない。
好みでクレーム・フレッシュ(手に入りやすくより健康的な代用品はサワークリーム、全乳使用のギリシャ式ヨーグルト、これにヘビークリームを少し混ぜても)をぼたりと落として食べる。
総括:作ってよかった。とにかくおいしかったし。
一方、べベールの大伯父さんにはずいぶん批判され、一からやり直せと言われた。
ままはとても恥ずかしがって、この写真も削除したがったが、みんなで止めた。
べベールによれば、フランス人はがみがみ批判するのが普通だから、気にしてはいけない。どうとりつくろっても初心者であることは隠せないし。
ままはだまってうなずいた。
************************************************************************
レシピはchefsimon.comのTarte Tatinを使いました。
もともとここは、ぼくたちやままの思いつきを書き散らかしているので、ずいぶん間違ったことも言っているでしょう。学びがあったら、その都度訂正を加えていきます!
2000万皿以上の料理とレシピが大集合。
みんなの料理写真で、
お料理がひらめく、楽しくなる
後から見たい料理写真やレシピは、
で気軽にチェック
でお気に入りリストに追加
ユーザーをフォローすると、
フィードに新しい料理とレシピの
アイディアがどんどん届く
感謝祭に、いつもはぺカンパイとパンプキンパイを作るのですが、今年はペカンの代わりにアップルパイを作りました。上をドウで覆わず、りんごを多く使うタイプをチョイス。
べベールの大伯父さんが紹介してくれたレシピで、ままがやってみました。ぼくたちは味見役、そして反省会進行担当です。
#フランス菓子 #りんご #アップルパイ #タルト・タタン
m.rafuさんがなさっても崩れたことがあるのですか! それなら、私も気にしないことにします。
家庭料理なので、千差万別でいいんだってフランス人のブログに書いてあったんです。
さすがママ、、
素敵な感謝祭ですね!
これからもよろしくお願いします!
由来なども知りたくなって、ちょっと調べてみて、それも楽しい時間になりました。
感謝です。
偶然(ハプニング?)から生まれたタルトたとの説を読み、ワクワクしました。
こちらはステファニー・タタンさんの原型に近いのですね✨️色々なタイプがあることも知りませんでした。
私は一度しか作ったことがないせいで、作り方もすぐ忘れてしまうのですが…また作ってみたくなりました。家庭的なタイプや、鍋のまま焼くなども試してみたいです。
りんごの種類もアメリカではまったく違うのですね!
一度目であのような美しいキャラメルができたなんて、さすがですね。ご家族も目を見張ったと思います。
りんごは、こちらでも品種改良はとても盛んです。でもNYのリンゴ直売青空市場では、ふじ(赤)、むつ(緑)は常連で、買っていくアメリカ人も多く、ひそかに喜んでいました。
私がアドバイスを仰いでいるフランス人さんたちは、人を招ぶ時など、タルトタタンが一番簡単なデザートだといいます。私の素朴な写真を見て、キャラメルが足りなくて真ん中が白くなっちゃったんだねってすぐわかって恥ずかしかった。
高さはこれでいいけれど、自分達なら専用のもっと平べったい焼き皿か焼き鍋があるんだけどと言っていました。
彼らのイメージがよくわからないので、今のが終わったら、スパニッシュオムレツ用の小さくて浅いフライパンで作って見せてみます......
タルト・タタンが一番簡単なデザートだなんて😆
家庭料理やお菓子作りの話なども楽しそうですね。
アメリカにもフランスにも行ったことがないので、想像するだけで心が弾みます〜。
私はカラメルが苦手だったので、タルト・タタンの時は動画をたくさん見てからトライしました🫣あとは、りんごの皮を一緒に煮たのを思い出しました〜(ペクチン)
動画をたくさん見たり、ペクチンを抽出したり。カラメルを作るのにペクチンを考えるって全く知りませんでした。情報をたくさん集めて、いいと思うことを選んでまとめていらっしゃるのですね。
みりさんのようなレパートリーの広い料理人さんはどうやって新しい一皿を作るのだろうと思っていましたが、舞台裏をかいま見せていただいた気分です。
私はアメリカ人の友達があまりおらず、ニューヨークでもここでも細くながく続くのはフランス人のお年寄り(私もですけど)なのです。
アメリカが好きでアメリカに住んでいるけれど、故国がちょっとした自慢、そして料理や食べることは好きで、話題にするのは好きだけれど、健康を考えるともはやそれほど好きではない、という共通点があるからかと思います。
レパートリー広くしたい(憧れ)と思っているので、とても嬉しいお言葉でした〜。
ありがとうございます。
細く長く、気の合うお友達に恵まれて。
私もそういう交友関係が好きで、落ち着きます。
祖国が違っても、お互い今の地が好きで、ちょっと祖国が自慢、とても素敵な関係だなと思いました。心がポカポカ温まる〜😳
これからもお料理楽しみにしてます。