日本の大手菓子メーカーの個別包装は改善・改良・見直しの余地が絶無なのかどうかが話題ですが、昨日あらためてスーパーでお菓子コーナーを回ってみて思ったことをご報告します。
「俺はガキの頃の方が、お菓子コーナーにときめいていた」
それは何故なのか。
単におっさんになって甘味を求めなくなったのか。
伊那。
断じて否。
酒を飲まなくなった私は甘いものは好きです。
更に注意深く観察し、考えました。
お菓子コーナーの中にも、少年時代と同じときめきを感じるものが確かにあるのです。
例えばこれ。
大手の個別包装の菓子と何が違うのか。
見た目と内容量の落差が無い。
大手の個別包装菓子って、外形だけはやたらデカいから、これだったらまあまあいっぱい食えるだろうと思ってしまうんだけれど、いざ買ってみると
「見た目の半分以上は空気とプラごみだった!!!! ざけんな!!!」
って失望させられるのですよ。
たしかにオフィス菓子とか寄り合い菓子とかで、不特定多数の人間が出入りする環境なら、個別包装には意味がある。個別包装を全否定はしない。
でもスーパーで買って自宅に持ち帰ってさっさと食っちまう菓子なら、オーバースペックだよあれ。街乗り下駄グルマのグレードにまでフルタイム電子制御4駆と高性能ハイグリップタイヤを純正装着して
「これじゃないと危ないシチュエーションがありますから」
って言ってるようなもん。
俺はね、見た目と内容量の落差が無い菓子が買いたいの!
というか、見た目と内容量の落差が大きすぎるしゴミが邪魔だから、大手の個別包装菓子はなかなか買う気にならんの。
パイの実だって昔は紙箱の中にガサっと入ってたのが今は1個ずつフィルム包装だよ? 箱を開けた瞬間の感動を返せよ!
そんなわけで、もっぱらノーブランドの菓子ばかりな日々なのです。大手が個別包装じゃないバージョンを10%引きで出してくれたら、めっちゃ買いますよ。