氷嚢・アイスバッグは、中に氷や水を入れて身体にあてることであてた部位を一時的に冷やせるアイテムです。製品によってはお湯を入れることが可能で、湯たんぽとしても機能します。
しかし、氷嚢・アイスバッグは、さまざまなメーカーが展開しており、どれを選べばよいか分からない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、氷嚢・アイスバッグの選び方とおすすめアイテムについてご紹介します。
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氷嚢とは?
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氷嚢(ひょうのう)とは、別名「アイスバッグ」や「アイシングバッグ」とも呼ばれる袋状のアイテムのこと。袋の中へ氷や水を入れることで、あてた部位を一時的に冷やせるアイテムです。
幅広い用途に便利で、スポーツやキャンプなどのシーンで多く利用されています。また、暑いときに冷涼感を得るのにも便利です。
製品によってはヒモ付きでフックに吊るして使用できるモノや、専用のサポーターバンドと一緒に体に巻き付けて、肩や膝を一時的に冷やせるモノなどもあります。
氷嚢・アイスバッグの選び方
サイズをチェック
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氷嚢・アイスバッグは、製品によりサイズが異なるので、一時的に冷やしたい部位や用途に応じたタイプを選択しましょう。例えば、手首や足首などの面積が狭い部位を冷やしたいときは、サイズの小さいモノのほうが、正確に狙った箇所を冷やせます。
一方で、肩や腰などの広い範囲の部位を一時的に冷やしたいときは、大きめの氷嚢のほうが一度に冷やせます。また、サイズが大きめの氷嚢は氷や水をたくさん入れられるため、長時間冷たさが持続します。
氷嚢・アイスバッグは、同じ名前の製品でもサイズ違いが展開されているケースもあるので、仕様をよく確認して選びましょう。
素材をチェック
布製
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布製の氷嚢・アイスバッグは、主にポリエステルなどの繊維を採用したタイプです。中に入れた氷と水が漏れないよう、コーティングが施されているのが一般的。安心して使えるほか、肌触りのよさも特徴です。
また、価格がリーズナブルなモノが多く、購入コストを抑えたい方にぴったり。素材がやわらかいので、折り畳んでコンパクトに持ち運びたい方にも適しています。製品によっては、かわいいデザインが配されていたり、アイスバッグの冷え具合を柄から判断できたりするモノもあります。
シリコン製
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シリコン製の氷嚢・アイスバッグは耐熱性や耐冷性に優れており、湯たんぽとして使える場合もあるのが特徴。また、やわらかい素材で、体のフィット感も良好です。
シリコン製の氷嚢・アイスバッグはお手入れしやすいのもメリット。ただし、市場にラインナップされている製品数が少なく、選択肢が限られている点に注意が必要です。
氷の入れやすさをチェック
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氷嚢・アイスバッグは、キャップの開口部が広いと大きいサイズの氷が入れやすいのでおすすめです。サイズが大きい氷は溶けにくいため、氷嚢の冷たさをキープしやすくなります。
開口部のサイズは、直径5cm程度あると便利です。なかには、6cmを超える口径のキャップを備えているモノもあります。
結露の起こりにくさをチェック
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氷嚢・アイスバッグは、結露が発生しにくいモノを選ぶのがおすすめです。結露が発生しにくいモノは、使用したときに服や肌が濡れにくいのがメリットです。
一方で、結露対策がされていないモデルを選ぶと、外気との温度差で結露が発生する場合があります。結露が気になる方は、別途カバーやタオルを用意して、濡れるのを防ぐようにしましょう。
湯たんぽとしても使うなら耐熱温度をチェック
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氷嚢・アイスバッグを湯たんぽと兼用で使いたい方は、耐熱温度もチェックしておきましょう。耐熱温度の値は製品によってさまざま。布製でお湯に対応しているモノの耐熱温度は、およそ50~60℃に設定されているのが一般的です。
より高い温度のお湯を入れたい方は、シリコン製の氷嚢・アイスバッグも検討してみてください。シリコン製の製品のなかには、耐熱温度が高く設定されているモノもあります。ただし、対応している温度が高い分、火傷のリスクが高まる点も留意しておきましょう。
デザインやカラーで選ぶ
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氷嚢・アイスバッグを検討する際は、好みのデザインやカラーで選ぶのもひとつの方法です。ロゴを配置しているモノから水玉模様・雪の結晶などを配置しているモノまでさまざま。また、ブルー・ピンクなどカラーバリエーションがあるモノもあります。
長く愛用したい方は、汚れが目立ちにくい、ブラックやネイビーなどの濃い色味を使うのもおすすめです。
氷嚢・アイスバッグのおすすめ
アシックス(Asics) カラーシグナル アイスバッグL TJ2202
氷嚢・アイスバッグの冷え具合を判断したい方におすすめのモデルです。生地の表面にはアシックスのロゴマークをプリントしています。ロゴマークの色は冷え具合により変化する仕組みで、冷却前は白色、冷却後は青色に変化。氷や水の交換タイミングを判断するときなどに便利です。
また、生地は結露防止に対応した素材で、あてた部位や衣服が濡れるのを防止できます。キャップは大口径で大きな氷でも入れやすいほか、開け閉めがしやすい設計です。
本製品は、グッドデザイン賞受賞の製品かつ大手スポーツメーカーのアイテム。品質面にこだわりたい方にも適しています。
ミズノ(MIZUNO) アイシングバッグSサイズ 1GJYA32500
身体を一時的に冷やす用途や、夏の猛暑対策におすすめの氷嚢・アイスバッグです。本体サイズはSで、高さが約15cmの大きさ。手首や足首などの小さな部位や、子ども用のアイスバッグにぴったり。そのほかに、MサイズとLサイズもラインナップしており、冷やしたい部位に合わせた大きさを選択できます。
容量は約600cc。使用方法は、本体の3/4程度まで氷と水を入れて中の空気を抜き、キャップを閉めるだけ。キャップの開口部は直径約5cmの大きさで、大きな氷にも対応します。キャップはスクリュー式かつゴムパッキン付きで、水が漏れにくい設計です。
本体は、キャップを下側にすることで自立が可能。本体を乾かしたいときに便利です。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 氷嚢 Vit Fit Mサイズ UR-302
人気のアウトドア用品メーカー「キャプテンスタッグ」が販売する氷嚢・アイスバッグです。スポーツ・野外活動・イベント行事などの暑さ対策におすすめのモデル。耐冷温度は-10℃です。
素材はポリエステルの布製。サイズはMで、収納時のサイズは高さ22×7cmです。使用時の直径は約20cmで、首の後ろなどを一時的に冷やす場合におすすめ。より小さいサイズが必要な方向けに、Sサイズもラインナップされています。
キャップはパッキン付きで、水漏れのリスクを軽減。キャップの表面にはキャプテンスタッグのロゴマークが配されており、おしゃれです。
ザムスト(ZAMST) アイスバッグ 氷嚢 L 378103
多くのプロアスリートから人気を集めている「ザムスト」の氷嚢・アイスバッグです。口の大きさが約5cmと大口径で、大きな氷を入れたい方におすすめ。キャップはゴムパッキン付きで、水漏れしにくい特徴もあります。
本体は、水漏れ対策用に独自の基準を設けて耐久性試験を実施しているので安心。生地は肌あたりがよいうえ、結露も発生しにくい設計です。使用時に結露で身体が濡れるのを防止できます。
カラーはブルーとピンクの2種類から選択が可能。サイズ展開も、S・M・Lの3種類をラインナップしています。
ザムスト(ZAMST) IW-2セット アイシング用サポーター+氷のう 378302
肩周りや腰回りを一時的に冷やしたい方におすすめの、氷嚢・アイスバッグです。本体は、Lサイズのアイスバッグ2個と専用サポーターのセットモデル。専用のサポーターを用いることで、1人でも簡単に肩や腰へ氷嚢を固定できます。
専用サポーターは、最大3個の冷却材をセット可能。広範囲に使用したいときに適しています。サポーターに搭載されたストラップはずれ上がりにくく、伸縮性に優れた設計で体にフィット。圧迫力の調整にも対応します。
また、サポーターは指通し穴を配置し、1人でもセッティング可能です。氷嚢のサイズは、直径約26cm。単品で使用すれば、首や膝などの部位に使用できます。
マクダビッド(McDavid) アイスバッグL M214L
大きな氷を入れやすい大口径の口が特徴の氷嚢・アイスバッグです。口径サイズは直径6.3cmで、大型の氷を簡単に入れられます。本体の大きさは直径27cm、内容量3000ccのLサイズ。肩・腰・鼠径部などを一時的に冷やすのにおすすめです。
また、本体は55℃までのお湯を入れられる設計。生地は、結露や水滴が発生しにくい防湿仕様で、快適に使用可能です。
サイズはLサイズのほかに、直径23cmのMサイズも展開。Mサイズは、足首・膝・首筋などにおすすめの大きさです。
ののじ(nonoji) エコ氷のうポリ素材・袋型 HE-CP01-C
氷嚢・アイスバッグを吊るして使いたい方におすすめの、ヒモを搭載したモデルです。蓋にヒモが搭載されており、フックに引っかけることが可能。別売りの「エコ氷のう吊り」を使って、頭を一時的に冷却するのにも使えます。
キャップは、大きな角型形状で開け閉めが簡単。しっかり密閉しやすく、氷や水が漏れるリスクも軽減できます。袋の素材は結露しにくく、快適に使用可能。サラサラな肌触りなのも嬉しいポイントです。
コモック(commoc) 氷のう アイスバッグ
サラサラな肌触りと、ポップなデザインが特徴の氷嚢・アイスバッグです。生地は防水仕様で、結露の発生を防止。サラサラな状態を維持しながら使用できます。また、バッグに入れたときに、ほかのアイテムが濡れずに済むのもポイントです。
本体は60℃以下のお湯を入れることも可能。湯たんぽの代わりとして使用するのもおすすめです。キャップはネジ式を採用。シリコンリングを搭載し、水漏れを防止します。口径は約5cmと大きく、大きな氷を入れやすい設計です。
カラーは、全4種類を展開しています。ブラックカラーは無地を採用。ブラック以外のタイプは、星や雪の結晶などのイラストを配置した、かわいいデザインを採用しています。
トレードワン(Trade One) アイスバッグ1000
リーズナブルな価格で気軽に購入しやすい、オーソドックスなタイプの氷嚢・アイスバッグです。バンテージなどと一緒に使用すれば、一次的にあてたい部位に氷嚢を固定できます。
キャップは大口径タイプのため、出先で大きな氷を購入した場合でも対応できます。容量は約1.3L、サイズは約7.1×7.8×23cmで、氷枕としても使用可能。本体のデザインは、大きな水玉模様を採用し、かわいく仕上げられているのもポイントです。
Ohuhu アイシング 氷嚢
複数の氷嚢・アイスバッグを一度に揃えたい方におすすめのモデル。氷嚢が3個セットになっています。本体のサイズは、Lサイズが直径約26cm、Mサイズが直径約21cm、Sサイズが直径約15cm。それぞれで大きさが異なり、体の部位に合わせて使用するモノを選べます。また、60℃までの温度に対応し、お湯を入れて使えるのもポイントです。
キャップはスクリュー式で、水漏れのリスクを軽減。開口部は直径約5cmで、大きな氷も入れられます。本体内部はラバーコーティングがされており、水が表面に染み出るのを防止する仕様です。
GOKEI アイスバッグ
豊富なカラーバリエーションと、使い勝手のよさが魅力の氷嚢・アイスバッグです。本製品は、カラーとデザインの種類が豊富で、好みのタイプを選べます。
生地は、結露や水滴が生じにくい防湿加工を採用。60℃までのお湯にも対応し、湯たんぽとしても使えます。キャップはゴムパッキン付きで、水漏れを防止。開口部は約5cmの大きさで、大きめの氷も入れやすい設計です。
サイズは、Mサイズが直径約23cm、Sサイズが直径約15cmの2種類。大きな部位にはMサイズ、小さな部位にはSサイズと使い分けられます。本体は、手洗いでの洗濯が可能。アイスバッグを清潔に使い続けたい方におすすめです。
MIYOSA アイシングバッグ スプレー付き
スプレーヘッド付きの氷嚢・アイスバッグです。スプレーヘッドをキャップ替わりに装着することで、暑い季節でもミストで一時的に体を冷やせます。
通常のキャップを装着すれば、一般的な氷嚢として使用可能。キャップの開口部は大口径で、2.5~3cm角の氷でも簡単に入れられます。生地の素材は、高品質ポリ塩化ビニルを採用。サラサラな状態を保ちやすく、快適に使用できます。また、結露が発生しにくいのもポイントです。
本体のデザインは、星柄・アヒル柄・雪花柄をラインナップし、好みのデザインを選択できます。
三和製作所 シリコン氷のう 511
高温のお湯にも対応した、シリコン素材の氷嚢・アイスバッグです。本体は、氷嚢と湯たんぽを兼用したい方におすすめのモデル。耐熱温度は-10~100℃で、一般的な布製のモデルよりも、熱いお湯に対応します。
シリコン素材は柔らかく、体にフィットしやすいのがメリット。また、未使用時には小さくたためるので、持ち運びにも便利です。キャップ部分は分解できる設計で、簡単にお手入れできます。
本体のデザインは無地で、シンプルな外観を好む方におすすめです。
ピーコック ミニアイスパック 携帯氷のう ABB-16
冷たさをキープしたまま持ち運びたい方におすすめの氷嚢・アイスバッグです。本体は、魔法瓶構造のホルダーと、シリコン氷嚢がセットになったモデル。シリコン氷嚢を専用のルダーに入れることで、氷嚢の冷たさが長持ちします。
氷嚢に使われているシリコン素材は、肌あたりのよい柔らかな素材。約5.8cmのスリムな胴径で、子ども用にもおすすめ。本体の高さは約17cmで、小さなカバンにも収納できます。
氷嚢のキャップ部分は、パッキン付きで水漏れを防止。構造がシンプルで丸洗いも可能です。カラーバリエーションは複数展開されており、いずれも淡い色味を採用しています。
アルファックス(alphax) 巻ける氷のう
首に巻ける氷嚢・アイスバッグです。本体はマフラーのような形状で、ハンズフリーで使用可能。2重構造で、結露が発生しても外カバーが結露を吸収し、快適に使えます。内袋は丈夫なPU素材を採用しており安心です。
外カバーは、吸収速乾性に優れたクールタオル生地を採用。汗をかいてもベタつきにくい設計です。また、カバー単体でも濡らして振るとひんやりするので、氷を用意できない場面でも重宝します。
カバー下部にはスリットを配置。生地の端を通して首に巻き付けた状態のまま固定できます。カバーは洗濯機に対応しており、清潔に使用可能。カラーは、ネイビーとミントの2種類をラインナップしています。
氷嚢の売れ筋ランキングをチェック
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氷嚢の使い方
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氷嚢・アイスバッグを使うときは、本体容量の3/4程度の氷と少量の水を入れたあと、本体のなかにある空気を抜いてキャップを閉めます。そのあと、首・膝・手首など、一時的に冷やしたい部位にあてましょう。
なお、製品によっては使用方法が異なる場合があります。使い方をしっかり確認してから使うようにしましょう。
氷嚢・アイスバッグは、製品によってサイズが異なるので、用途に合った大きさを選びましょう。腰などの大きな部位には大きなアイスバッグを、手首などの小さな部位には小さなアイスバッグを選ぶのがおすすめです。湯たんぽとしても使いたい方は、お湯に対応しているかもチェックしてみてください。