外出先などで、スマホやタブレットを充電したいときに役立つ「モバイルバッテリー」。容量やサイズ、デザインの異なるさまざまなモデルが販売されています。
本記事では、容量が10000mAhのモバイルバッテリーのおすすめモデルをご紹介。選び方やおすすめのメーカーなどについても解説しているので、併せてチェックしてみてください。
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- 目次
- 10000mAhのモバイルバッテリーはどのくらい充電できる?
- 10000mAhのモバイルバッテリーのおすすめメーカー
- 10000mAhのモバイルバッテリーのおすすめ
- 10000mAhのモバイルバッテリーの選び方
10000mAhのモバイルバッテリーはどのくらい充電できる?
容量10000mAhのモバイルバッテリーで特に気になるのが、どのくらい充電できるかということ。機器の充電時には多少のエネルギーロスが発生するため、すべての容量を使えるわけではありません。実際の使用で有効なのは、モバイルバッテリーが搭載するバッテリー総容量の6〜7割程度に留まります。
10000mAhの場合、実際に充電で使えるのは6000〜7000mAhほど。iPhoneを例にすると、iPhone 16は約3561mAhのバッテリー容量を有しているので、10000mAhのモバイルバッテリーだと約1.7〜2回のフル充電が可能です。10000mAhあれば、容量が年々増えている最近のスマホでも複数回充電できます。
10000mAhのモバイルバッテリーのおすすめメーカー
アンカー(ANKER)
アンカーは、ワイヤレスイヤホンやモバイルバッテリー、USBハブ、ケーブル類などを取り扱うメーカーです。デスク周りで使用できる周辺機器を数多く展開しているのが特徴。リーズナブルな価格ながらも品質が高いので、安心して使用できます。
モバイルバッテリーも豊富にラインナップ。持ち運びに便利な軽量スリムモデルや、ワイヤレス充電に対応したモデルもあるため、ぜひチェックしてみてください。
シーアイオー(CIO)
シーアイオーは、大阪府守口市に本社を置くスマホのアクセサリー類を中心に取り扱うメーカーです。2018年に次世代モバイルバッテリーを謳う「SuperMobileCharger」シリーズを発売。その後、家電量販店やホームセンターなどにも販路を拡大し、数多くの製品を展開しています。
モバイルバッテリーは、シンプルなデザインのモノが多数ラインナップ。高出力なモデルや複数のポートを搭載するモデルなどが販売されています。バッテリー残量をデジタル表示できるモデルもあり、ひと目で使用状況を把握できて便利です。
グリーンハウス(GREEN HOUSE)
グリーンハウスは、パソコン周辺機器やオーディオ関連機器などを取り扱うメーカーです。設立は1991年で、本社は東京都渋谷区。特に、モニターアームは豊富なモデルを展開しており、コスパがよく高い人気を有しています。
モバイルバッテリーは、10000mAh以上に対応した大容量モデルが豊富。バッテリー残量をひと目で把握できるインジゲーターを搭載したモデルや、複数のポートを備えたモデルなどが揃っています。コスパがよいので、予算を抑えたい方にもおすすめです。
10000mAhのモバイルバッテリーのおすすめ
アンカー(ANKER) PowerCore Slim 10000 A1229
使い勝手のよさで人気のある10000mAhの薄型モバイルバッテリーです。10000mAhの大容量バッテリーを搭載しつつも、重さ約236g、サイズ約149×68×14mmと軽量スリム。価格が安いので、コスパを重視するスマホユーザーにもおすすめです。
出力ポートにはUSB Type-Aを採用。2.4Aと高出力のため、タブレットの充電にも有効です。接続機器に応じて最適な電流を流す独自技術「PowerIQ」に対応。低電流モードを備えており、イヤホンやスマートウォッチなどの充電にも使えます。
モバイルバッテリー本体を充電するときに使う入力ポートは、USB Type-CとMicro USBの2種類。手持ちのケーブルに合わせて選べます。独自の多重保護システムを内蔵しているので、長期間にわたって安心して使用可能です。
アンカー(ANKER) Power Bank 10000mAh 22.5W A1257
デザイン面も進化を遂げた10000mAhの小型モバイルバッテリーです。ANKER人気モデルの改良版で、使わないときはハンドストラップになるUSB Type-Cケーブルを採用。紛失の心配がないため、外出時に充電ケーブルを忘れがちな方にもおすすめです。
最大3台の同時充電に対応するのもポイント。出力ポートにUSB Type-Cを2個とType-Aを1個備えており、合計15Wで充電が可能です。Type-Cポート単体使用時は20Wの高出力で、スマホの急速充電にも使えます。
重さ約200g、約幅114×奥行71×厚さ16mmと軽量コンパクトなのも本製品の魅力。1円玉の直径よりも薄いので、ポーチやカバンの小さなポケットにも楽に収納できます。本体の充電にも付属のUSB Type-Cケーブルが使えて便利です。
アンカー(ANKER) Power Bank 10000mAh Fusion Built-In USB-Cケーブル A1637
1台で3役こなせる10000mAhのモバイルバッテリーです。本体に折りたたみ式プラグと一体型のUSB Type-Cケーブルを内蔵。モバイルバッテリーとしてはもちろん、急速充電器としても使えるほか、本体の充電も単体で完結できます。旅行などで荷物をなるべく減らしたい場合にもおすすめです。
多機能なモバイルバッテリーながら、重さ約250g、サイズ約108×51×31mmと軽量コンパクト。一体型ケーブルなので、移動しながら快適に充電できます。
USB Type-Cポートを追加で1個用意。一体型ケーブルと併用すると、2台の機器を合計15Wで充電でき便利です。単ポート使用時は30Wの高出力で、MacBook AirなどモバイルノートPCの充電にも対応します。
アンカー(ANKER) 733 Power Bank GaNPrime PowerCore 65W A1651
複数機器の同時急速充電を実現した、高性能な10000mAhのモバイルバッテリーです。出力ポートにUSB Type-Cを2個とType-Aを1個搭載。モバイルバッテリーとして使う場合は、Type-C単ポート使用で30W、3ポート併用で合計15W出力に対応します。
折りたたみプラグを引き出すと急速充電器に早変わり。半導体に窒化ガリウムを採用しており、充電器として使う場合は3ポート併用時でも合計で最大65Wが出力できます。MacBook Airと一緒にiPhoneやAirPodsも急速充電できるため、普段から3つの機器を持ち歩いている方にもおすすめです。
重さ約320g、サイズ約111×63×31mmと携帯性も良好。別々だった充電器をひとまとめにできるので、旅行や出張にも重宝します。安全装置として温度を常時制御する「ActiveShield 2.0」を内蔵。就寝中でも安心して充電できます。
アンカー(ANKER) MagGo Power Bank 10000mAh Slim A1664
高速ワイヤレス充電ができる10000mAhのモバイルバッテリーです。マグネット式ワイヤレス充電規格の「Qi2」に対応。MagSafeを内蔵するiPhoneなどではワイヤレスでも最大15Wで高速充電できます。磁石でくっ付き、位置ずれによる充電ミスを防げるので、ワイヤレス充電を快適に使いたい方にもおすすめです。
USB Type-Cポートを採用。最大30Wの急速充電が行えるため、充電時間が限られる場合にも重宝します。また、パススルー充電機能を搭載。モバイルバッテリーをワイヤレス充電パッドのように活用できます。
大容量の10000mAhながら、重さ約207g、サイズ約104×71×15mmと軽量スリムなのも魅力。iPhoneに装着したままでもポケットへ簡単にしまえます。新技術「Wireless PowerIQ」を用いており、ワイヤレス充電の時間短縮と放熱性向上に有効です。
シーアイオー(CIO) SMARTCOBY Pro SLIM CIO-MB35W2C1A-10000-S
薄型ボディで高出力を実現した10000mAhのモバイルバッテリーです。USB Type-C単ポート使用時に最大35Wの高出力が有効ながら、重さ約180g、サイズ約97.6×69×16.2mmと軽量スリム。外出先でもiPad ProやMacBook Airが手軽に充電できるモノを探している方にもおすすめです。
出力ポートはUSB Type-Cが2個とType-Aが1個の合計3個を用意。3ポート併用時は合計30Wの出力が使えるので、スマホ3台や、スマホとタブレットの同時充電も可能です。パススルー充電も行える仕様で、使えるコンセントが1個しか確保できないカフェなどでも重宝します。
多彩な急速充電規格に対応しているのもポイント。PDよりも効率性をさらに高めたPPS規格もサポートしています。外装には傷が付きにくい高品質なシボ加工を採用。また、バッテリー残量をデジタル表示できるドットLEDを備えています。
シーアイオー(CIO) SMARTCOBY Pro SLIM CABLE CIO-MB35W2C-10000-SC
ケーブル一体型の弱点を克服した10000mAhのモバイルバッテリーです。付属のUSB Type-Cケーブルは本体内に収納できるほか、着脱にも対応。断線しても手軽に交換できるため、長期間にわたって安心して使えるモデルを探している方にもおすすめです。
一体型ケーブルの接続用とは別に、USB Type-Cポートを1個追加で用意。2ポート併用時に合計30Wを出力できるので、2台同時に効率よく充電可能です。単ポート時は最大35Wと高出力。PD3.0・QC4.0+・PPSなどの急速充電規格をサポートしており、充電時間の短縮にも重宝します。
重さ約189g、サイズ約101.5×64.5×17.8mmと軽量スリムなのも魅力。表面には高級感を醸し出すシボ加工が施され、持ちやすさと傷付きにくさを実現しています。表示に遊び心を取り入れたドットLEDも人気のポイントです。
グリーンハウス(GREEN HOUSE) モバイルバッテリー 10000mAh GH-MB10PA
日本メーカーが手掛けたコスパ良好の10000mAhのモバイルバッテリーです。出力ポートはUSB Type-Cが1個とType-Aが2個の合計3個を搭載。手頃な価格ながら3台同時充電が可能で、3ポート併用時は合計15Wを出力できます。
USB Type-CポートはPD規格に対応。単ポート時は20Wの高出力で、スマホを急速充電したい場合にも役立ちます。また、Nintendo Switchでの動作が確認済みなので、外出時にゲーム機と一緒に携帯したい方にもおすすめです。
重さ約230g、幅64×奥行27×高さ100mmと小型軽量で、持ち運びは簡単。正面にあるLCDではバッテリー残量を%で表示します。過充電や過放電などに対する多重保護機能も内蔵。安心して使えるアイテムです。
シャオミ(Xiaomi) 22.5W Power Bank 10000mAh Integrated Cable P15ZM
手頃な価格の10000mAhのモバイルバッテリーです。大容量ながらサイズは105.2×26.9×65.2mmとコンパクト。一体型のUSB Type-Cケーブルを搭載するモデルとしては価格が安いので、コスパを重視する方にもおすすめです。
USBケーブルとは別に、Type-CポートとType-Aを各1個ずつ用意。最大3台同時に充電できます。ケーブルのみ使う場合や単ポート使用時は、最大22.5Wの急速充電が可能。モバイルバッテリー本体を充電する場合も時短が叶います。
外装の素材にはポリカーボネートとABS樹脂を使用。落ち着いた配色と心地よい手触りを併せ持つスタイリッシュなデザインで、普段使いに適しています。9種類の安全保護機能を内蔵しており、初めての方でも安心して使えるのがメリットです。
エレコム(ELECOM) モバイルバッテリー 10000mAh EC-C05
海外旅行にも持って行きやすい10000mAhのモバイルバッテリーです。約幅70×奥行16×高さ143mmの小型ボディは手に馴染むラウンド形状で、スマホとの重ね持ちできて便利。機内持ち込み可能な条件をクリアしているため、飛行機を使って国内外を旅行する際にもおすすめです。
出力ポートにはUSB Type-CとType-Aを各1個ずつ搭載。2ポート合計で最大15Wの同時充電が可能です。接続機器に応じて最適な電流を流す「おまかせ充電」を採用。加えて、イヤホンなどの充電にも使える「低電流モード」や、モバイルバッテリーと接続機器を同時充電できるパススルー機能「まとめて充電」も重宝します。
USB Type-Cケーブルが標準で付属するのも魅力。モバイルバッテリー本体の急速充電にも使用できます。また、約5時間と短い時間でフル充電できるのもポイントです。
10000mAhのモバイルバッテリーの選び方
接続方法をチェック
接続方法は、購入前に確認しておきたい重要なポイントです。モバイルバッテリーには、デバイスを充電するための出力ポートと、モバイルバッテリー本体を充電するときに使う入力ポートがあります。なかには、入出力ポートが兼用になっているモデルも。10000mAhのモバイルバッテリーは、接続ポートにUSBを採用しているモデルが数多く展開されています。
USBにはさまざまな規格があるものの、最近のモデルはUSB Type-AとType-Cの両方、あるいはどちらかを搭載したモデルが主流。出力ポートが複数あるモデルも販売されているので、気になる方は要チェックです。スマホやワイヤレスイヤホンなど、いくつかのデバイスを同時に充電したいときに役立ちます。
そのほか、付属するケーブルの端子も併せて確かめておきましょう。特に、iPhone 14シリーズ以前のiPhoneは独自のLightning端子を用いているため注意が必要です。
充電スピードをチェック
充電スピードがはやいモバイルバッテリーは、より高速でデバイスを充電できて便利です。タブレットなどのデバイスはバッテリー容量が大きいので、充電に時間がかかります。充電スピードは、モバイルバッテリーの出力の大きさをチェックしましょう。
出力には「W(ワット)」という単位を用います。W数の大きいモバイルバッテリーほどデバイスを高速で充電できるのがポイントです。18W以上の出力に対応していれば、スマホをスムーズに充電できます。製品ページのスペック表などに記載しているメーカーも多いため、購入前に確認してみてください。
「USB Power Delivery」や「Quick Charge」などの急速充電の規格もあります。より高い出力を実現しており、対応機器であれば高速で充電可能です。
スマホを重ねるだけで充電できる「ワイヤレスタイプ」に注目
ケーブルを直接接続せずに、ワイヤレスで充電できる10000mAhのモバイルバッテリーもあります。モバイルバッテリーと充電したいスマホを重ねるだけで充電が可能です。
対応しているスマホであれば、iPhone・Android問わず端子の形状を気にすることなく充電できます。ワイヤレス充電には「Qi」という規格があり、現在多くのスマホが対応。スマホ以外にも、ワイヤレスイヤホンなども展開されています。
Qi規格などのワイヤレス充電できるデバイスを所有している方は、ワイヤレスタイプのモバイルバッテリーもぜひチェックしてみてください。
10000mAhのモバイルバッテリーでは、スマホを1~2回分充電できます。長期間におよぶ旅行などの際に1台あると便利です。小さめのカバンやポーチで出かけることが多い方には、なるべく軽量でスリムなモデルがおすすめ。本記事では、さまざまなモデルをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。