指輪のように指にはめておくだけでさまざまな機能を利用できる「スマートリング」。健康管理や電子マネー決済などを手軽に行える便利なデバイスで、次世代ウェアラブル機器としても注目されています。
そこで今回は、スマートリングのおすすめ製品をご紹介。選び方や搭載されている機能の解説もしているので、購入の参考にしてみてください。
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スマートリングとは?
スマートリングとは、指にはめておくだけでさまざまな機能を利用できる指輪型の次世代ウェアラブル機器のこと。スマートフォンと連動して使うモノが多いのが特徴です。軽量かつ小型なので、手軽に持ち歩けます。
常に指につけておけるため紛失リスクが少なく、思い立ったときにすぐ使用できるのもメリット。搭載されている機能は製品によって異なりますが、手首に巻く腕時計型のウェアラブル機器が苦手な方や、今より便利にスマートな生活を送りたい方におすすめです。
スマートリングでできること
スマートリングは、デバイスごとにさまざまな機能が搭載されています。フィットネスに特化した製品であれば、体温や睡眠効率、心拍、運動時の歩数などを計測可能。日々の健康状態を詳細に記録できます。
ほかにも、かざすだけで施錠・解錠ができるスマートロック対応モデルや、手軽に電子マネー決済を行えるNFCチップ内蔵タイプなどがあります。日常生活を便利にする機能が多く、外出時の荷物を極力減らしたい方にもぴったりです。
しかし、すべての機能を搭載しているモデルはあまりなく、ヘルスケア用のスマートリングや決済用のスマートリングなど、用途を限定した製品が販売されています。使いたい機能から選ぶのがおすすめです。
Suicaなどの交通系ICカードとの連携は不可
現在のところ、Suicaを使う際に必須のFeliCaチップを内蔵したスマートリングはほとんどありません。一部のスマートリングには搭載されていますが、まだ交通系ICカードに対応していないため使用不可能です。
海外メーカーのスマートリングには、改札で使用できる旨が記載されている場合もありますが、日本の交通系ICカードは連携できないので注意しましょう。
スマートリングの選び方
スマホのOSに対応するモデルを選ぶ
スマートリングを購入する際は、まず自分のスマートフォンのOSに対応しているかを確認しましょう。ほとんどの製品はスマートフォンのアプリと連携するため、OSが合っていないと使用できません。
使用しているスマートフォンがiPhoneの場合はiOS、Androidの場合はAndroid OS対応のモノを選ぶのがポイントです。
また、OSが対応していてもバージョンが合っていない可能性があるので、併せてバージョン情報のチェックも行ってみてください。
用途に合った機能が搭載されているかをチェック
健康管理に便利な「ヘルスケア機能」
ヘルスケア機能を搭載しているスマートリングを利用すれば、睡眠時間や眠りの深さ、睡眠スコアなどを心拍変動も踏まえて詳細に測定できます。指輪型のため、眠るときも気になりにくいのがメリットです。
ウォーキングやランニング中の歩数、消費カロリーを計測できるモノもあり、運動時にスマートフォンや腕時計型デバイスを使用したくない方にも適しています。
リングをかざすだけで支払いできる「非接触決済機能」
電子マネー決済を頻繁に利用する方には、非接触決済機能を搭載しているスマートリングがおすすめ。リングをかざすだけでVisaタッチ決済や電子マネー決済を行えるため、スマートに会計を済ませられます。
ICチップを搭載しているモデルであれば充電切れの心配もなく、いつでも手軽に決済を行えるのが魅力。財布やスマートフォンを忘れてしまった場合でも、コンビニなどで買い物ができます。できるだけ外出時の荷物を減らしたい方にぴったりです。
スマホを取り出す手間を減らせる「通知機能」や「通話機能」
通知機能や通話機能が付いているモデルを購入すれば、常にスマートフォンに意識を向けておく必要がなくなります。数は多くないものの、スマートリングから直接通話できるモデルもあるため、電話を頻繁にする方にもぴったりです。
なかには、スマートリングで電話に出るといった操作ができるモデルもあります。スマートフォンを取り出さずにさまざまな操作を行いたい方は、ぜひチェックしてみてください。
スマホの遠隔操作が可能な「ジェスチャー機能」
スマートフォンやタブレット端末を遠隔操作したい場合は、ジェスチャー機能付きのスマートリングがおすすめ。カメラやビデオの撮影、音楽再生などの操作をリングだけで行えます。
スマートリングを装着した状態で、特定の動作をするだけで操作ができて便利。利便性を重視する場合は、ぜひチェックしておきたいポイントです。
鍵やスマホを使わずにドアを解錠できる「スマートロック機能」
玄関などにスマートロックを取り付けている場合は、ロック機能に対応したスマートリングがおすすめ。リングをかざすだけで施錠・解錠できるため、荷物で手がふさがっているときも簡単にドアを開閉できます。
スマートフォンをいちいちカバンから取り出す必要がなく、施錠・解錠の煩わしさを軽減できるのがメリット。常に指にはめておけば、紛失や家の中に置いてきてしまうリスクも減らせます。
なお、スマートロック機能対応モデルを購入する場合は、すでに使用しているスマートロックがスマートリングに対応しているかどうかを確認することが重要です。
バッテリー持続時間をチェック
スマートリングを選ぶ際には、バッテリー持続時間を確認しましょう。バッテリー持続時間が長いほど充電の頻度が低くなるため、利便性が向上します。また、短期間の旅行や出張なら充電器を持ち運ばずに使えるのがメリットです。
バッテリー持続時間が4日以上のモノを選ぶと便利。なお、NFCやタッチ決済機能に特化したモデルは、端末からの給電を受けるため充電が不要な場合もあります。
スマートリングを24時間装着したい方は、できるだけバッテリー持続時間が長いモノや、充電不要なモノを選んでみてください。
自分の指に合ったサイズを選ぼう
一般的な指輪と同じように、スマートリングは指に合うモノを選ぶことが大切です。大きすぎたり、小さすぎたりするとつけにくく、使用する習慣が薄れてしまう可能性があります。
指輪のように「◯号」と記載しているモデルや、S・M・Lで展開している製品など、サイズ表記はさまざま。同じSサイズでもメーカーによって大きさが異なる場合もあるため、しっかり数値まで確認しておくと安心です。
メーカーによっては、サイズの計測方法を記載しているところもあります。購入前にチェックして自分の指の大きさを知っておきましょう。
日本語に対応しているモデルがおすすめ
スマートリングは海外メーカーが開発している場合が多いため、購入する際は日本語に対応しているかどうかを確認しておくことが重要。対応言語の欄に日本語が記載されているモノや、日本語の説明書が付いているモノをチョイスするのがおすすめです。
さらに、日本語のサポートを受けられるモデルを選ぶと安心して使用できます。
防水性能付きなら普段使いしやすい
日常的に装着する場合は、防水性能付きのモノがおすすめ。製品によっては、そのまま手を洗ったり、シャワーに入ったりすることも可能です。
防水性能は「IPX」の等級で表されるケースが多く、最も性能の高いモノはIPX8、防水性能のないモデルはIPX0と表記されています。防水のランクは製品によって異なるため、水に強い製品を探している場合は等級をチェックしてみてください。
ただし、IPX8でも過度な水濡れは故障の原因となるので、どの程度の防水が可能なのかデバイスごとの確認が必要です。特に、シャワーや水泳中もつけておきたい場合は注意しましょう。
スマートリングのおすすめモデル
エブリング(EVERING) スマートリング
Visaのタッチ決済に対応したスマートリングです。ICチップを搭載しており、NFCに対応。専用アプリを使って事前にチャージすることで、プリペイド式のVisaタッチ決済を利用できます。スマホの操作をせず、スマートに決済したい方におすすめです。
セキュリティ性に優れており、安心して利用できるのが特徴。リングに個人情報が保存されないため、スキミングや盗難による情報漏洩の心配なく使えます。万が一紛失した場合は、アプリから機能を停止することも可能です。
素材には、ジルコニアセラミックを使用。また、本製品は5気圧防水性能を備えているため、リングをつけたまま手洗いやシャワーができます。
Geekin スマートリング evofit
優れた防水性能を備えたスマートリングです。IP68の防塵防水性能があるため、手を洗うときでも使えるのが特徴。また、本体には丈夫なステンレス素材を使用しています。
運動量を計測する運動モードを搭載。ランニングの距離や縄跳び時の消費カロリーなど、フィットネスの記録を残すのにぴったりです。睡眠トラッカー機能などもあるため、日々の健康管理にも活用できます。
最大12日間使用できるバッテリーを搭載。約2時間でフル充電できます。
Monomam Ring スマートリング
測定項目が豊富なスマートリングです。睡眠測定や心拍測定、運動ログの測定などに対応しています。日本語の説明書付きなのもポイントです。
リングサイズは12~29号まで展開。大きいサイズがあるため、手が大きめの方でも自分に合うサイズを見つけやすいのが魅力です。IP67相当の防水性能を備えており、水濡れによる故障の心配をせず気軽に使えます。
ブラック・シルバー・ゴールドの3色をラインナップ。重さ約2.9g、厚さ約2.5mmの軽量薄型デザインで快適に着用できます。
SO+ スマートリング
スマホやタブレットのリモートコントロール機能に特化したスマートリングです。Bluetoothで手持ちの端末と接続すると、遠隔でカメラのシャッターを切ったり、動画を再生したりといった操作が行えます。
水に強い設計なのもポイント。水濡れによる故障を防ぎたい方におすすめです。バッテリーは専用のUSBケーブルで充電するタイプ。約1〜1.5時間でフル充電ができます。バッテリー持続時間が約12時間と長いのもポイントです。
ブラックカラーにシルバーのコントラストが映えるデザインも魅力です。
findtime スマートリング
健康管理に加えて、スマホの遠隔操作もできるおすすめのスマートリングです。ジェスチャー機能を搭載しており、指をかざすだけでスマホの操作が可能。カメラのシャッターを切ったり、電子書籍のページをめくったりできます。
専用アプリで心拍数や睡眠データなどを確認可能。歩数や消費カロリー、走行距離などの記録もできます。優れた防水性能があるため、手洗いやシャワーのときも気兼ねなく使用可能。個性的でスタイリッシュなデザインも魅力です。
オーラリング(Oura Ring) 第3世代
高精度な測定機能をもつスマートリングです。安静時の心拍数は99.6%、心拍数の変動は98%の信頼性で測定・モニタリングできると謳われています。
本体は丈夫なチタン素材で作られているのが特徴。また、耐水性にも優れています。最大7日間持続するバッテリーを搭載。20〜80分でフル充電ができます。出かける前の準備中など、忙しいときでもスピーディーに充電可能です。
リングサイズに合わせた専用の充電器が付属しているほか、USB-Cケーブルが付いているのもポイントです。
なお、Ouraメンバーシップに加入することで、測定データに基づいた有用な情報を得られるのも魅力。睡眠の質や心拍数のモニタリング結果、アクティビティスコアなどを確認できます。
RingConn スマートリング Gen 1
豊富な健康管理機能が魅力のスマートリング。血中酸素や心拍数など一般的なモニタリング機能に加えて、独自のタイムライン機能も搭載されています。
リングの素材には、航空宇宙グレードのチタンを採用。軽量かつ耐久性に優れており、毎日装着しやすいのが特徴です。
なお、本製品を購入すると、専用の「RingConn Smart Ring」アプリの機能にフルアクセス可能。追加費用がかからないと謳われているので、長期間使用したい方に適しています。
Lively Life スマートリング
健康管理機能を搭載したコスパの高いスマートリング。性能の高いチップを搭載しており、高精度な測定が可能です。睡眠測定機能や心拍数モニタリング機能、血中酸素モニタリング機能などを利用できます。比較的低価格なので、手軽にスマートリングを試したい方におすすめです。
ウォーキングやランニング、サイクリングなどの多数の運動モードを搭載。運動後に心拍数の変化や消費カロリーを可視化できます。
スマホと連携すると、カメラのシャッターを切ることが可能。さらに、IP68相当の防水性能があるため、さまざまなシーンで使えます。
Jakcom R4 スマートリング
NFC対応のスマートリングです。充電が不要なタイプなのが魅力。また、IP68の防塵・防水性能を備えているため、さまざまな場面でリングを装着したまま過ごせます。
リングの素材にはセラミックを採用。強度が高いほか、独特な光沢感があり高級感を演出できるのが魅力です。利便性とデザイン性が両立したスマートリングを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
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スマートリングは指にはめておくだけで、睡眠の記録や電子マネー決済など、さまざまな機能を利用できるのが魅力。存在感が少ないので、気軽に普段使いができます。おしゃれな指輪としても映えるデザイン性に優れたモノがあるのもポイント。ぜひ好みのスマートリングを見つけてみてください。