ENEOSが小幅高、根岸製油所の一部装置廃止は石油セクターにポジティブの見方
ENEOSホールディングス<5020>が小幅高。同社は14日の午後1時に根岸製油所(神奈川県横浜市)の原油処理装置の一部および潤滑油製造装置を22年10月をメドに廃止し、石油製品の生産・供給体制の再構築を行うことを発表している。これに対して、アナリストからは「石油セクターにポジティブなもの」と評価する見方が出ている。2050年のカーボンニュートラルを実現することは、中長期的な石油製品の国内需要の減少率を加速させるリスクがあり、石油製品スプレッドを維持するには全国の精油所の精製能力削減が求められている。この点から、同社の動きは前向きに受け止められている。